手の少陽三焦経23穴の簡単な覚え方!語源イメージと語呂合わせで完璧!学生向け

手の少陽三焦経23穴。

覚えやすい区切りに分け、

語源と漢字の意味を知り、

ゴロ合わせに頼る

と覚えやすくなります。教科書は文字ばっかりでイメージしづらいですよね。にまとめてみます。ぜひ参考にしてみてください!

手の少陽三焦経 覚え方

私の経穴の覚え方は、

覚えやすい区切りをつけ、区切りの中で語源などで経穴を覚えて、

何度も反復して流れを覚えてしまい、

印象が残りにく、忘れやすい位置、重要なところをゴロ合わせなどで補足するようにしています。

👇参照記事

経穴の覚え方&勉強の仕方!読み・書き・位置を完璧にしたい鍼灸学生必見!│経絡経穴概論 試験対策

場所を示しつつ紹介していきたいと思います。

 

関衝 液門 中渚 陽池

TE1
関衝
薬指末節骨尺側
爪甲角内方1分
、中
の間の
三焦経の井金穴
TE2
液門
薬指と小指の間
みずかき近位
の出る
三焦経の榮
TE3
中渚
第4第5中手骨間
中手指関節近位


三焦経の兪木穴
TE4
陽池
総指伸筋腱尺側
手関節横紋上
側、手背側
のような窪み
三焦の原穴

手のツボ4穴です。

手の井穴は漢字のバトンパスがありました。

関衝心包経の中衝からをバトンパスされています。

といいつつも、中衝と少衝の間の関所だから関衝、というより、

「心包経の内衝→外」たいなイメージで私は覚えています。

 

そのあとは門→中→陽とさんずいの3穴が続きますね。

穴の門、「井榮経合」の真ん兪木穴渚、

陽池大腸経の陽渓、小腸経の陽谷に似ていて、あたかも経火穴のようですが、
原穴ですね。。

池という漢字がつくツボは曲池、天池、風池とありますが、

どれも池のように集まるところ、という意味で使われていますね。

陽池も三焦のエネルギーが集まり、お灸をしたりすると手をポカポカにしてくれる、
まさに陽の池。原穴。

ようちだけに要注意要チェックです!

 

三焦経は薬指の小指側、というほぼ裏心経でだだ被りなところを通ります。

前腕になると真ん中を通ってるので、薬指の親指側のほうがなんか混雑しなくてスムーズそうですよね。

なぜ小指側を通るかはよく分からないですが、

小指って小指だけのための筋肉、小指伸筋が前腕から伸びてたりしていて、

実は結構強い指。

前腕により影響しているのが小指側に集中しているのがよく分かります。

図で簡単理解!前腕の伸筋群の筋肉・神経・作用の学生向け覚え方│解剖学

スポンサードリンク

外関 支溝 会宗 三陽絡 四瀆 天井

TE5
外関
橈骨と尺骨の骨間
手関節横紋
上方2寸
内関に対して外関
三焦経の絡穴、
八脈交会穴
TE6
支溝
橈骨と尺骨の骨間
手関節横紋
上方3寸
脈が戻る
橈骨と尺骨の
三焦経の経火穴
TE7
会宗
尺骨の橈側縁
手関節横紋
上方3寸
手の三陽経が出って
=集まる
三焦経の郄穴
TE8
三陽絡
橈骨と尺骨の骨間
手関節横紋
上方4寸
手の三陽経が
する
TE9
四瀆
橈骨と尺骨の骨間
肘頭の下方5寸
肢に通じる
の官
TE10
天井
肘頭の上方1寸 =肘の上方
のような窪み
三焦経の合土穴

前腕背面の真ん中を通る経穴です。

外関は関衝でも触れました。

表裏関係の心包経の内関とセットで覚えましょう。

どちらも絡穴で八脈交会穴ですね。

 

支溝会宗はどちらも3寸。

3寸のものは、なんか分かりやすい覚え方が見つからない限りは、

さん付けして「支溝さん」「会宗さん」と呼ぶようにしています。。

ちなみに私は地元富山にゆかりのある棟方志功(むなかたしこう)という芸術家になじみがあって、しこうさん呼びは受け入れやすい。

そして会宗のという字は誰が何と言おうと、、

間が空いた角形でできあがっています。

焦経の穴ですね。

 

三陽絡は足でいう三陰交みたいな意味をもつ経穴です。

が、三陰交に比べて全然使われている印象もなく、三陰交の陽バージョンとは思えない格の差を感じます。。

手関節横紋の4寸なのが更にややこしい。三よん絡ですね。

そして四瀆は肘頭の方5寸です。4寸だろそこは。

難しい位置にありますね。覚え方を開発したら追記します。。

 

天井はてんじょうと書いててんせいと読みますね。

腕の合穴がどれも肘窩横紋付近にあるなかでは

天井にあるかのように、肘頭の1寸上にあるので、

合穴の中のてんじょうてんせい!とそう覚えています。

清冷淵 消濼 臑会 肩髎 天髎 天牖

TE11
清冷淵
肘頭と肩峰角を
結ぶ線上
肘頭の上方2寸
三焦の熱を
清冷ます
=くぼみ
TE12
消濼
肘頭と肩峰角を
結ぶ線上
肘頭の上方5寸
三焦の流中が
内に入りえる
=池、くぼみ
TE13
臑会
三角筋の後下縁
肩峰角の下方3
角筋
陽維脈に
TE14
肩髎
肩峰角と
上腕骨大結節の間
の骨の
髎 隙間
TE15
天髎
肩甲骨上角
の上方
体の上部
 隙間
TE16
天牖
下顎角と同じ高さ
胸鎖乳突筋後方
体の上部
 格子窓

肘上から首までのツボです。

三焦経は上腕後面でもほぼ真ん中を通ります。

清冷淵は、肘頭上2寸。

三焦経はさんずいだらけだったのに、

唯一ここだけという字の漢字の部首がすい)

ということしか覚え方浮かびません。

 

消濼は、という漢字が難しいですね。

は「」の旧字体です。学の旧字体は學、駅の旧字体は驛、みたいな関係です。

もともとは「」は木に鈴やクヌギをつけて音を奏でるための楽器、を表し、

は小粒の丸薬を表し、瓦礫のは石つぶてを、車に轢かれるのは車輪にひかれてつぶ状になる、ことを表しているので、

は水の粒、水滴のような意味なのか・・?ということが推測されます。

解剖学的には、消濼の下は上腕骨の橈骨神経溝があり、圧迫しすぎると橈骨神経麻痺になります。

橈骨神経麻痺して腕がしびれて手指が垂れてしまう、反らせなくなるという症状です。

語源の消濼以降は流中が消える、というのは、消濼より先、腋窩神経支配の三角筋にある臑会周辺は橈骨神経麻痺がなく、指先~消濼までには症状が出ていることを暗に指しているのでは?!と思っている私です。

 

臑会は、三角筋を意味する臑という漢字を使った経穴が、大腸経に臂臑、小腸経に臑兪がありました。

この中でも、臑会は肩峰角の下3寸。

角筋にある肩峰角の下寸の焦経の臑の「会」は隙間角でできている。

ここでも登場ですね。

 

肩髎天髎

肩前方は大腸経の肩髃があり、肩後方、肩甲骨の上は小腸経が通っており、

その真ん中を三焦経が通っていて、この二穴はそうなっていますね。

場所がややこしいのでこれもしっかり覚え方を開発したいところ。。

 

天牖は胸鎖乳突筋周辺のツボです。別記事でまとめているので、確認してみて下さい。

胸鎖乳突筋の経穴の簡単な覚え方!甲状軟骨・輪状軟骨・下顎角の高さ、前縁・後縁の位置が分かる│経絡経穴概論

 

翳風 瘈脈 顱息 角孫 耳門 和髎 糸竹空

TE17
翳風
耳垂後方
乳様突起下端前方
=絹傘。耳の形
TE18
瘈脈
乳様突起の中央
翳風~角孫 曲線上
翳風から3分の1
=痙攣、ひきつけ
=耳後ろ血管の青筋
TE19
顱息
翳風~角孫 曲線上
翳風から3分の2
=頭
TE20
角孫
耳尖のあたる 耳上
脈が分かれ出る
TE21
耳門
耳珠上の切痕と
下顎骨関節突起の間

TE22
和髎
もみあげの後方
耳介の付け根の前方
浅側頭動脈の後方
声の調
=側頭窩のくぼみ
TE23
糸竹空
眉毛外端の陥凹部 糸竹 眉毛
くぼみ

最後は耳周辺のツボです。

手の少陽三焦経 流注

手の少陽三焦経は、

手の厥陰心包経の脈気を受けて薬指内側端に起こり、

手背、前腕後面、肘頭、上腕後面を上り、肩に上って胆経と交わり、大鎖骨上窩に入り、胸中より広がり、心包をまとい、横隔膜を貫いて三焦に属する。

胸中より分かれる支脈は、上って大鎖骨上窩に出て、項部から耳の後部、上部を経て側頭を過ぎ、目の下方に至る。

耳の下で分かれた支脈は耳の後ろから中に入り前に出て、外眼角にいたり、足の少陽胆経につながる。

ちなみに教科書をみると三焦は「Triple Energizer Meridian」と英訳されています。

EnergizerはEnergyエナジーにzerでモノ

で、エネルギーを供給する装置、元気づける人、エネルギーを与える人・モノという意味ですね。

国家試験問題にチャレンジ

(はき第1回-121)[経絡経穴概論]

Correct! Wrong!

正解は天髎です。禾髎は大腸経、巨髎は胃経、下髎は膀胱経ですね。

(はき第24回-111)[経絡経穴概論]

Correct! Wrong!

八脈交会穴8穴のうち、4穴が絡穴を兼ねています。 手の太陰肺経の列欠、足の太陰脾経の公孫、手の少陽三焦経の外関、手の厥陰心包経の内関です。

以上、参考になれば幸いです!!

他の経脈の覚え方はこちら↓

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。