胸鎖乳突筋周辺の経穴。
胸鎖乳突筋の前縁なのか後縁なのか、
甲状軟骨の高さなのか輪状軟骨の高さなのか・・
など、とてもややこしくて覚えづらいです。
カラフルにまとめてみます。ぜひ参考にしてみてください!
国試に挑戦
いきなりですが、実際にどんな風に国試で出題されるのか、を見てみましょう。
(はき第17回-115)[経絡経穴概論]
天衝は胆経の経穴で頭部にあります。
(はき第20回-112)[経絡経穴概論]
答えは扶突です。
(はき第21回-113)[経絡経穴概論]
挑戦してみていかがでしょうか。
胸鎖乳突筋の周辺の経穴を正しく覚える必要がありますよね。
これを踏まえて、覚え方を紹介していきます。
位置と覚え方
まずは位置のカクニンです▶。
つまり覚えるべき・書けるべきは、下表。
後縁 | 中央 | 前縁 | |
天牖 三焦経 |
天容 小腸経 |
下顎角 | |
天窓 小腸経 |
扶突 大腸経 |
人迎 胃経 |
甲状軟骨上縁 |
天鼎 大腸経 |
水突 胃経 |
輪状軟骨 |
7穴の経穴です。
どの経穴がどの経脈かは、ここでは省くので、別記事を参考にしてください。
このブログでは、経穴名だけでみる覚え方です。
扶突=中央
まずは、扶突が表の中心であることを覚えましょう。
扶突の扶は「助ける・支える」という意味だそうです。
胸鎖乳突筋の中心メンバー、ふとつさん!!みたいなイメージで覚えます。
輪、喉仏、角
次は、輪状軟骨、甲状軟骨(喉仏)、下顎角のどの高さなのか、が分かるようにします。
私のイメージは、漢字から導き出すやり方。
下顎角の高さの経穴は、
カクカクした容器とカクカクした格子窓。
天牖の「牖」という字は、格子窓を意味する文字だそうです。
甲状軟骨は、別名喉仏。
人、手偏、心など、人にあるものの漢字が共通しています。
輪状軟骨の高さの経穴は、
水突を「すいとう」と読んで金属の丸いもの。鼎も丸い銅器ですね。
結局4択問題で漢字は見つめるわけですから、きっとこれで行けます!!たぶん!!
前縁、後縁
前縁、後縁がどの経穴か分かるようにしましょう。
後縁は、同じ高さの前縁の経穴に比べたら、
画数が多いです。
もう、それに尽きます。。
あとは、ご自身で書けるように、
- まずは見ながら書きだす
- 記憶を頼りに見ずに書いてみる
- 翌朝見ずに書いてみる
- 忘れたころに書いてみる
- もう待ち受け画面にしちゃう
をやってみてください。
語呂合わせは苦手な私なんですが、漢字を見つめた覚え方を作ってみました。参考になれば幸いです!!
漢字を見つめた覚え方、参考になります!
ありがとうございます!
こちらこそ素敵なコメントありがとうございます!!嬉しいです!!
こんにちは
鍼灸師めざす学生
まあさです