【ネタバレ有り】監察医朝顔2で学ぶ病気 第18話 墜落死、パンクロニウム、注射針

上野樹里さん主演のドラマ監察医朝顔、2クール目からですが、見始めました。

病気を知らずとも知った気になり始めている鍼灸学生ともつぼです。

せっかくなので、勉強に役立つところをドラマとともに振り返りたいと思います。TVer止めながら観て書きました。

ネタバレを含むので、ご覧になってから、読んでください!!

18話 2021年3月15日放送

冒頭は、柄本明さん演じる朝顔のおじいちゃんの葬儀から。

そして朝顔先生、二人目を妊娠!幸せそうです。

 

そんな中、飛び降り自殺の女性の現場に呼ばれる朝顔先生。

屋上には遺書と靴がありましたが、

飛び降りたのが遮蔽物のない駐車場側ではなく、ぶつかったら加速度が落ちるような出窓などがあり、確実に死ねるとはいえないところを選んでいたのが疑問に思われました。

そして、警察には、亡くなった女性を殺した、と自首しにきた人物が。

それは、1話で登場した、片桐はいりさん演じる松本教授。

一体どういうことなのか。女性の解剖です!

墜落死

解剖の結果、死因は頭部打撲による頭蓋内損傷。

全身の骨折状況から墜落死で間違いないと考えられました。

ドラマ内で解説がありましたが、

転落死は、階段などから転げ落ちて亡くなること。

墜落死は障害物のない場所で、高所から落ちてなくなることをいうそうで、

転落した場合は体中に擦過傷が残ることが多く、墜落の場合は地面に衝突した時の傷しか残らないそうです。

そして、注射か点滴を受けた後に亡くなったと考えられるような、新しい注射の痕があったとのことです。

パンクロニウム

一方、松本教授の供述では、

麻酔薬を注射し眠らせた後、

筋弛緩剤で呼吸が止まる薬で、動物の安楽死などにも使うようなパンクロニウムを注射し、そのあと突き落としたとのことです。

血液検査でも、パンクロニウムが検出され、

また供述の通り注射器や点滴の隠し場所を確認したところ、松本教授と亡くなった女性の指紋が見つかりました。

 

松本教授が容疑者として濃厚になるなか、朝顔先生は松本教授の供述には矛盾があると考えます。

安楽死に使われる手順で苦しめない様に殺そうとしていることと、

屋上から突き落として苦しめて殺そうとしていることと、

どちらの意図もあって無理があるからです。

注射針

その後詳しく調べたところ、

注射針の向きが自分で打った角度になっていること、

麻酔薬の成分は検出されず、打っていないことが考えられました。

 

自殺を決意し、麻酔薬を打つとパンクロニウムを打てなくなることを恐れた女性は、麻酔薬は打たずにパンクロニウムを打ち、呼吸が苦しくなり、他の方法で命を絶とうと、屋上から自ら飛び降りた、ということが考えられました。

 

松本教授は麻酔薬とパンクロニウムを使わない様に隠すなど、

女性の自殺願望を知りつつも、阻止しようとしていたようです。

 

また、16話での連続殺人事件についても動きが・・?

次回、最終回です!

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