【ネタバレ有り】監察医朝顔2で学ぶ病気 第9話 出血性ショック、一酸化炭素中毒

上野樹里さん主演のドラマ監察医朝顔、2クールからですが、見始めました。

病気を知らずとも知った気になり始めている鍼灸学生ともつぼです。

せっかくなので、勉強に役立つところをドラマとともに振り返りたいと思います。TVer止めながら観て書きました。

ネタバレを含むので、ご覧になってから、読んでください!!

9話 2020年12月28日放送

女子大生の遺体が発見されます。

朝顔先生の解剖チームで死因解明です!

出血性ショック

刺創が多いご遺体。

死因は背部出血性ショック。いわゆる失血死です。

首の頸動脈からの出血が意外と少なく、腹腔内の出血が多いので、

背面から先に襲い、そのあと頸部を傷つけたのではないかと考えられました。

傷の入り方がすべて左から右にあり、犯人は左利きではないかというのも分かりました。

また、凶器は刃渡りの長い包丁であることが考えられました。

 

この被害者、読者モデルをしていて、

親交のある読者モデルの女性と、元彼と噂されている男性が犯人ではないかと捜査線上に上がりました。

そして、犯人が見つからないうちに、第2の被害者が。

捜査線に上がっていた読者モデルの女性です。

死因は背部刺創による出血性ショック。

頸部からの出血は少なく、腹腔内には多量の出血がありました。

刺創は背部に集中していて、切られている向きは全て左から右でした。

全く同様の2つの事件

 

刺創のうち、致命傷は腎動脈。そして大きな血管が狙われています。

そして現場には血痕が少なく腹腔内に血液がたまっていた。

これらの刺創はすべて人間の急所で、犯人は人体の構造を正確に分かっている人物と考えられました。

また、再解剖により、アイスピックのようなもので脳を貫かれて即死していることが分かりました。

一酸化炭素中毒

捜査線上に上がっていたもう一人の男性。

マスコミやネットでも犯人ではないか?と搔き立てられ、誹謗中傷がつづく中、

なんと、追い込まれ自宅で練炭自殺をしていました。

肺や臓器が鮮紅色になっており、一酸化炭素中毒でした。

犯人だと考えられたこの男性でしたが、朝顔先生の解剖によれば、

左利きではあるものの、左手には後遺症があり、背中に深く刃物で刺せるほどの力は出せないとのこと。

事件とは関係なく、ネットの誹謗中傷により、見えない傷を負って亡くなってしまった、というのが真実でした。

 

その後モデル二人を殺害した犯人が見つかり、二人と関係のあった医師だということでした。

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