【ネタバレ有り】監察医朝顔2で学ぶ病気 第2話 心振とう、一卵性双生児、感電

上野樹里さん主演のドラマ監察医朝顔、2クールからですが、見始めました。

病気を知らずとも知った気になり始めている鍼灸学生tmotsuboです。

 

せっかくなので、勉強に役立つところをドラマとともに振り返りたいと思います。TVer止めながら観て書きました。

ネタバレを含むので、ご覧になってから、読んでください!!

2話 2020年11月9日放送

野球のユニフォーム姿の14歳の男子中学生の遺体が発見されました。

朝顔先生の法医学教室で解剖です!!

心振とう

「頭部顔面に損傷なし」

「土のようなものが手掌に付着」

「この右手の結節は・・野球の練習でできたマメ?」

「みぞおちに内出血の 心臓振とう?」

みぞおちに強い衝撃を受け心臓振とうになって心停止。

なにか金属バットのようなもので殴られて亡くなった?と思われましたが、確定にはなりません。

 

脳振盪はよく聞くけど、心振盪があるんだというセリフがありましたが、私も初めて聞きました。

みぞおちの裏に心臓があり、そこに強い衝撃が加わって心室細動になって心停止になることがある、とのことです。

鳩尾が急所と言われるのはそれゆえで、

他にも鼻と口の間の人中、神経が集まっている延髄、全部急所になりうる場所です。

 

一卵性双生児

このご遺体、一卵性双生児の双子の一人で、残された兄が祖母と共に来ました。

ですが、死んだのが、双子のどちらなのか、朝顔先生は逆の可能性もあるのではないかと疑います。

「一卵性双生児であればDNAは一緒」

「指紋は双子で異なるけど同じ家で暮らしていたら混在してどちらか分からない」

「虹彩や歯のデータがあれば区別できるかもしれない」

双子のどちらなのか、中学生で受診データも残っていないことから、医学的に証明することはできない・・!

警察の捜査が行き詰まるなか、なんと双子の兄が警察へ「僕が殺しました」と出頭します。

感電

出頭してきた兄の証言によれば、

あの朝、野球の練習を二人でしていて、ボールをとろうとフェンスに上った兄をふざけて落とそうと揺らしたら、バットの上に落ちてなくなってしまった、という事でした。

ですが、朝顔先生の推測では、あの日、フェンスの上の電線に触れてしまって亡くなったと伝え、君は本当は弟だよね?と。

 

なぜ嘘をついたのか。

亡くなった兄には野球の才能があるが、嘘をついた残された弟には野球の才能がなく、

お父さんを喜ばせたかった双子は、ユニフォームを入れ替え、野球の試合に出ようとします。

そして、フェンスに上った兄は、野球の汗に濡れた掌で電線100Vに触れて、即死してしまった。

残された弟は、兄のユニフォームをそのまま着ていたため、「死んだのは弟ではなく兄だ」と言い出せずに嘘をついてしまいましたが、

遺体には、掌にまめのような白い結節火傷の痕が感電を示していて、

バットを置いた弟のせいでなくなったのではないことを弟に伝えているようだった・・というのが事件の全貌でした。

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