脳神経12対の一覧と覚え方!感覚神経、運動神経、交感神経のゴロ合わせ!解剖学

脳神経。

理解するのにめちゃくちゃ苦戦させられた、鍼灸学生ともつぼです。

教科書の文章だけでは分かりづらいですよね。

覚え方を私なりににまとめてみます。

鍼灸学生以外にも解剖学すべてを学ぶ学生さんのお役に立てれば幸いです!

目次

脳神経12対一覧

脳神経とは、脳に出入りする末梢神経の事です。

脊髄から出入りする脊髄神経が、前根からの運動神経と自律神経、後根からの感覚神経をすべて含むのに対し、

脳から出入りする脳神経は、神経によって感覚神経だけのものがあったり、運動神経だけだったり、混合しているものもあります。

Ⅰ~Ⅻまで、それぞれどんな機能でどんな神経であるかがバラバラで複雑なので、覚える必要があるわけです。

一覧にしてみました。

この記事では、Ⅰ~Ⅻ脳神経がそれぞれ何神経なのかの覚え方と、

それぞれが感覚性、運動性、副交感性のどれで、機能は何かについてまとめてみます。

神経節や脳神経の出る骨や中枢については別記事にUPしていく予定です。

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覚え方

有名な語呂合わせがいくつかありますが、ちょっと私流に言いやすくした語呂を紹介してみます。

世の中に色々覚え方はあるので好きに感じたら使ってください。

前半の語呂はフィギュアスケート。後半はイケメンのお坊さんが廊下を雑巾がけ修行しているイメージです。。

後半のゴロが特に意味不明だろうな~と思っていたらなんと!!

https://www.instagram.com/p/CM4FhjcHPal/?utm_source=ig_web_copy_link

私の語呂をイラストで表現して覚えていらっしゃる鍼灸学生さんがいまして、めちゃくちゃ嬉しくて許可貰ったので載せました。

 

この脳神経の順番、なぜこの順番かというと、

並べて前から後上から下になるような位置になっています。

アトラスで見るとこんな感じ。

こう見ると、Ⅰ~Ⅵくらいまでは鼻や目などの顔の部分に関わる神経で、

Ⅶ~Ⅻは耳や舌、首など顔の部分に関わる神経だということを、位置から何となく分かるようにしておきましょう。

(一番の第神経に至ってはとついてますね!)

副交感性、感覚性、運動性

私がそれぞれの神経の機能を確認する時は、

副交感性感覚性運動性に分けて理解しています。(少ない順で説明します。)

混合性という分類で分ける人もいると思いますが、私は訳わからなくなるので使ってないです。

副交感性 4つ

副交感性の脳神経はこちら。

[box class=”box25″] Ⅲ、動眼神経
Ⅶ、顔面神経
Ⅸ、舌咽神経
Ⅹ、迷走神経
[/box]

ゴロは、

六本木、麻布、赤坂などがあるオシャレな港区で服交換。という語呂です。

副交感神経は自分の意志では動かせない平滑筋分泌腺を支配します。

脳神経の支配範囲としては、首から上にある平滑筋分泌腺がメインかと思いきや、

迷走神経だけ、その名の通り内臓まで迷走しています。

 

平滑筋の支配としては、迷走神経による内臓の蠕動運動などと、眼の平滑筋の支配があります。

動眼神経は、瞳孔を収縮させる瞳孔括約筋と、遠近のピントを合わせる毛様体筋を支配します。

ドラマなどで倒れた人の目にライトを当てて、反射で黒目が小さくなるかを見るシーンありますが、

瞳孔は自分の意志では動かせないので、意識がなくても生きていれば光を当てると反射があるはずですよね。

この縮瞳反射を動眼神経が担っています。

縮瞳は光が多い時に瞳孔を閉じる役割。副交感神経が働く睡眠時は、まぶたと共に瞳孔も閉じていると覚えましょう。

 

また、動眼神経は毛様体筋を支配してピントの調節もしています。

これも自分の意志では動かせず、勝手に調節されますよね。

 

眼に関する副交感神経は動眼神経だけなので、勝手に調節される筋肉の支配は動眼神経の働きと考えましょう!

 

迷走神経は、唯一腹部まで届く脳神経で、名前の通り、複雑に体中を迷走する神経です。

内臓の蠕動運動や、心拍数の調整、発汗の調節など機能も幅広くあり、

消化液の分泌も行います。

な(7)みだと、はな(7)みずはどちらも顔面神経のが隠れている!と覚えています。

唾液の分泌については、別記事にて覚え方をまとめているので参照ください。

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感覚性 7つ

感覚性の脳神経はこちら。

Ⅰ、嗅神経
Ⅱ、視神経
Ⅴ、三叉神経
Ⅶ、顔面神経

Ⅷ、内耳神経

Ⅸ、舌咽神経

Ⅹ、迷走神経

ゴロは、

感覚性の脳神経は全て、首から上の感覚情報を脳に伝える求心性の神経です。

 

首から上の感覚器は、、そして皮膚があります。

 

から受け取るいわゆる特殊感覚には

視覚、聴覚、味覚、嗅覚、平衡感覚がありすべて脳神経が担います。

嗅覚が嗅神経、視覚が視神経、聴覚と平衡感覚が内耳神経というのは名前がそのままですね。

舌の神経支配がちょっと難しいので、別記事にしました。

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私は顔で味わう!!と覚えています。

 

皮膚の感覚は、ほとんどが三叉神経で、一部舌咽神経迷走神経が担います。

舌咽神経は味覚でも出てきましたが、舌の奥と咽頭部分を支配している神経だというイメージがあればOKです。

 

顔面の感覚なのに顔面神経じゃなくて三叉神経なのかよ・・と思ってしまいますが、

三叉神経はその名の通り3本の枝に分かれて、顔の広い範囲の感覚を受け取ります。

世の中にはいろんな分かりやすい三叉神経の図があるのでぜひググってみてください。

三叉神経といえば、分岐点となるところに大きな神経節があるのも特徴で、

マスクなどで圧迫されると頭痛を引き起こすような、耳の近くから出ていることも押さえておきましょう。

運動性

運動性の脳神経はこちら。

Ⅲ、動眼神経
Ⅳ、滑車神経
Ⅴ、三叉神経
Ⅵ、外転神経
Ⅶ、顔面神経
Ⅸ、舌咽神経
Ⅹ、迷走神経
Ⅺ、副神経
Ⅻ、舌下神経

感覚性で出てきた嗅神経と視神経と内耳神経の3つは感覚に特化した神経で、

それ以外の9つが運動性の神経を含んでいるとも言えますね。

ゴロは、

またゴナットクがでてきましたが、これらこそが混合性と振り分けられる神経だからこそで、私はまとめて覚えちゃおうとした語呂にしています。

 

運動性の脳神経は主に、の筋肉を動かす遠心性の神経です。

まずはの運動。

眼球を動かす筋肉がいくつかあり、その支配神経が3つありますね。

詳しくは別記事にまとめます。

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記事で詳しく説明していますが、

に乗車(じょうしゃ)するので、滑神経が上斜(じょうしゃ)筋を支配、

転神経はそのまま側直筋を支配する、と覚えています。

 

次にの運動。

顔面神経の「顔面」の神経というのは、表情筋を支配し、顔面の筋肉を動かすことからきていますね。

また、同じ顔についている筋肉でも、咀嚼筋の支配はなんと三叉神経。

細かくて覚えづらいのですが、そのほか小さな筋も支配が混乱しやすいので、覚え方を開発したら追記します!

 

最後に、の運動。

Ⅸ番以降すべては舌や首など顔の下部分の筋肉支配ですね。

神経が頭の支配、

下神経がの運動の支配、というのはなんとなく選択肢に出ても迷わなそうな感じです。

 

迷走神経は声帯筋を含む喉頭筋を支配し、発声運動を調整します。

迷走神経は腹部まで伸びますが、一部反対回って上行する枝があり、反回神経と呼びますが、

この反回神経が、発声を支配します。

 

副神経は、迷走神経のアクセサリーのような意味で副社長的「副」の意味で副神経と名付けられました。

僧帽筋と胸鎖乳突筋を支配し、その筋肉は二重神経支配筋として国試などでは頻出です。

 

以上、脳神経をまとめてみました!

ぜひ参考にしてみてください!

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 初めまして。現在、中医学アドバイザーになる勉強をしていた、12経脈を説明すサイトを探していて、貴方様のサイトにたどり着きました。

    脳神経12対応の一覧と覚え方を読みました。実は、後鼻漏があり、のどにいつも痰が絡んでいる状態がもう1年4か月続いています。耳鼻科、アレルギー科、消化器科で診てもらいましたが、胃酸の逆流もないし、アレルギーも、ほかに考えられる原因も見つかりませんでした。私の持つ、この慢性化した症状は迷走神経、または舌咽神経が正常に機能していないということも考えられますでしょうか?

    よろしくお願いします。

    • ウエストン江利香さま
      お返事が遅くなり申し訳ありません。
      1年4か月も続いている症状、お医者さんにかかられても原因がわからないとなると、さぞご不安であるかと思います。
      神経が原因かどうかはコメントの内容だけでは分かりかねるのですが、鍼灸施術による似た症例を見つけました。
      https://tsubonet.com/case/6647/
      https://tsubonet.com/case/45635/
      同じような慢性的な痰の絡みが鍼灸によって改善する例もあるので、一度試してみてはいかがでしょうか。
      ツボネットに載せている鍼灸院で最寄りのところがあれば、同様の施術ができるので、ぜひ。
      https://tsubonet.com/shisetsu-list/

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