図で簡単理解!前腕の屈筋群の筋肉・神経・作用の学生向け覚え方│解剖学

筋肉の期末テストが近づきつつある鍼灸学生tmotsuboです。

インスタで色々「筋肉、わたしここ分かった!ポイント」をアップしているのですが、

 

前腕の屈筋については、図を駆使しつつブログでまとめないと、まとまらない!

と覚えるべきポイントを以下にまとめてみました。

鍼灸学生以外にも解剖学すべてを学ぶ学生さんのお役に立てれば幸いです!

前腕屈筋8つの覚え方

前腕には、

方形回内筋、回内筋、橈側手根屈筋、長掌筋、尺側手根屈筋、浅指屈筋、長母指屈筋、深指屈筋

の8つの筋があります。覚えるのが大変ですね。覚えていきましょう。

①大きく3つに分け、特徴を理解

まずは、8つの筋を

回内筋 手根屈筋 指屈筋

に分けます。

これは私が勝手に説明のために名付けたので、ここだけで使ってください。

それぞれ説明していきます。

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回内筋 2つ

前腕を回内させる筋2つです。

回内方形回内です。

どちらもメインの作用は前腕の回内です。

鍵を閉めたりドアノブ回すときの動きですね。

回内筋 方形回内筋の覚えるべきポイント

前腕を回内させる

 

手根屈筋

手首付近=手根を曲げる筋3つです。

橈側手根屈筋長掌筋尺側手根屈筋です。

いずれもメインの作用は手関節の屈曲です。掌屈ともいいますね。

3つの筋、手根とついていたりとついていたり、どれも手関節付近を動かす筋であることがわかりますよね。

 

長掌筋だけ、屈筋とついてないので伸筋と混じりそうですが、

手の甲ではなく、であれば、前面。

前面であれば、屈筋。

長い筋がついているとすれば、前腕の骨から掌へ筋があって、作用はおのずと手関節屈筋・・と導けないかな?

また、これら3つの筋は、腱が浮き出て見えます

(今までの図右手だったのに急に左手にしてしまったー!)

自分の左手を見ながら腱を確認してみてくださいね。

橈側手根屈筋は橈屈、尺側手根屈筋には尺屈という作用もあります。

ちなみに、似た名前の「伸筋」がありますが、屈筋か伸筋か、なだけでほぼ同じです。

橈側手根屈筋、長掌筋、尺側手根屈筋の覚えるべきポイント

手首を屈曲させる

腱が浮き出る

 

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指屈筋

指を曲げる筋3つです。

屈筋長母屈筋屈筋です。

いずれもメインの作用は「指」という漢字が示す通り、指の屈曲です。

浅&深 指屈筋は、親指以外の4本、長母指屈筋は名前の通り、母指を屈曲させます。

上の画像では、深指屈筋がで示されていますが、深指屈筋が末節骨に停止し、

浅指屈筋は二股に分かれて中節骨に停止していることに注意です。

 

また、この3つの筋は、屈筋支帯でつくられる手根管を通ります

浅指屈筋、長母指屈筋、深指屈筋の3つの筋に加え、正中神経が手根管を通ります。

 

先ほどの手根屈筋は腱が浮き出ましたが、手根管を通るこちらの指屈筋たちは、腱は浮き出ません

浅指屈筋、長母指屈筋、深指屈筋の覚えるべきポイント

指を屈曲させる

手根管を通り、腱は浮き出ない

 

②内側上顆起始の筋を覚える

8つの筋が

回内筋 手根屈筋 指屈筋

に大きく分かれました。

ここまで分かれると、国試などで問われやすい、

内側上顆起始の筋肉が分かりやすくなります。

内側上顆起始の筋はすべてにあるという特徴があります。

また、回外ではなく、回させる筋が側上顆起始というのは分かりやすいですね。

 

回内筋のうち、回内筋が(ややこしい)層の筋肉。

手根屈筋は、深部の手根管をとおらず、皮膚に腱が浮き出るほどところにありました。3つぜんぶ内側上顆起始で層筋です。

指屈筋のうち、層にあるのは、名の通り、指屈筋ですね。

場所を確認しながら、理解して覚えましょう!!

③尺骨神経支配筋

最後に。神経支配です。

基本的には前腕屈筋の神経支配は「正中神経」です。

手根管を通るのは、浅指屈筋、長母指屈筋、深指屈筋に加えて、正中神経でしたが、そいつです。

 

尺骨側にある、尺側手根屈筋と、深指屈筋の尺側側が尺骨神経支配になります。

尺骨側は尺骨神経、そのほかの屈筋は、正中神経だとざっくり覚えましょう。

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前腕の屈筋を表にまとめると

前腕の屈筋を表にまとめてみます。

起始 停止 支配神経 作用
円回内筋 1.上腕頭 内側上顆(上腕骨) 円回内筋粗面(橈骨) 正中神経 前腕の回内と
肘関節の屈曲
2.尺骨頭 鉤状突起(尺骨)
橈側手根屈筋 内側上顆 第2・3中手骨底 手関節の屈曲
・外転(橈屈)
長掌筋 内側上顆 手掌腱膜 手関節の屈曲
浅指屈筋 1. 上腕尺骨頭 内側上顆
尺骨粗面(尺骨)
第2~5中節骨底 第2~5指のMP関節
およびPIP関節
を屈曲
2.橈骨頭 橈骨上部の前面
尺側手根屈筋 1. 上腕頭 内側上顆 豆状骨・第5中手骨底 尺骨神経 手関節の屈曲
と内転(尺屈)
2. 尺骨頭 尺骨上半部の後縁
深指屈筋 尺骨前面
前腕骨間膜
第2~5末節骨底 橈側半は正中神経,尺側半は尺骨神経 第2~5指のDIP関節を屈曲
長母指屈筋 橈骨前面
前腕骨間膜
母指末節骨底 正中神経 母指の MP・IP関節を屈曲
方形回内筋 尺骨下部前面 橈骨下部前面 前腕の回内

細かい部分は飛ばして、大枠だけを説明しましたが、

何もわからない状態で表だけ見せられるよりは、、

それぞれの筋の特徴がつかめるのではないのでしょうか。

前腕伸筋、手内筋の覚え方

別のブログにて解説しています。

前腕伸筋の解説

手内筋の解説

国家試験問題にチャレンジ

(はき第7回-19)[解剖学]

Correct! Wrong!

内転は尺屈とも言い換えられます。よって尺側手根屈筋ですね。

(あ第5回-21)[解剖学]

Correct! Wrong!

内側上顆から起始するのは前腕の屈筋群ですね。回内させる筋も屈筋群でした。よって円回内筋です。

 

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