お灸専門の治療院、仙灸堂。
越石式灸法というお灸だけの治療を行う、
お灸ユーチューバー、ささたつさんの治療院です。
行ってきちゃいました!感想レポートを書きます!
仙灸堂とは?
仙灸堂とは、出張訪問&サロンでのお灸治療を行う、
お灸ユーチューバーささたつさんが開業したお灸に特化した移動型サロンです。
設立:2020年
店舗:店舗はなし。訪問もしくは池袋、新宿、石神井公園のレンタルサロンで施術
施術:全身調整お灸60分8000円、全身美調整コース100分18000円
引用:仙灸堂HPより
ちなみに私が知ったきっかけは、バイト先の鍼灸治療院の副院長の紹介から。
2年生になってから鍼に弱くなった私。
色んな治療院へ行くのも勉強!と思っていた行動力が、このごろしぼんでしまっていて・・と伝えたところ、
お灸専門の治療院があるんだよ~と教えてくれたのが、仙灸堂でした。
お灸だけなら、赤くも痒くもならなそう・・!と希望が見えたのと、
仙灸堂のささたつさんがYouTubeとか、Twitterとか、Instagramとか、ブログとか、情報発信を上手にしていることも私は興味を引きました。
胸椎の11番、12番らへんの圧痛は甘い物取り過ぎ反応点としています。全身の筋肉を硬くする他、特にここは僧帽筋の一番下にあたる場所でもあり背部痛や肩こり首こりを起こします。
甘いものを減らしつつ、ここにお灸をすることで劇的に良くなることがあります。 pic.twitter.com/mnBBUoevbO— ささたつ@お灸YouTube (@tatsuyasasaki10) November 17, 2020
行ってきた感想を書いていきます!
行ってきた
今回行ってみたいな、学びたいな、と思ったのは、
- お灸だけの治療はどんなことをするのか
- SNS発信について聞いてみたい
というポイントでした。
今回、どうせなら施術を受けるだけじゃなくて、やってるところの見学もしたいな~と、
二人で行って交代で受けてもいいでしょうか?
と予約時にささたつさんに聞いてみたところ、
なんと快く承諾していただき、お灸専門治療院へ行ってみたいという同じ志を持った鍼灸学生フォロワーさんと一緒に行ってきました!
ともさん @tmotsubo
と待ち合わせをしてデート。
(違うそうじゃない🤣)仙灸堂さん @tatsuyasasaki10
にて見学と施術を受けてきました。ドアを開けるとそこにはイケメン先生😊
越石式灸法をはじめて受けました。
手さばきに惚れ惚れです。— あさみや@リハビリ中 (@asamiya_squad) December 23, 2020
施術の流れはこんな感じ↓
- 問診
- 着替え
- 動き確認しながら診察
- お灸施術
- 質問タイム
詳しく感想書いていきます。
施術見学してみて
一緒に行ったフォロワーさんが、
「施術は先でも後でもどちらでも」
と言ってくださいまして。(大人や・・)
私は施術で眠くなったらそのあと見学できん・・というのと、
鍼に弱い私がお灸で大丈夫とも限らないかも・・と先に受けてもらってどんな反応するのか見ておきたい・・という、
ほんと自己中心的な考え方で施術の順番は後手を希望し、先に見学させてもらいました。
問診、診察が終わり、いざ施術。
ささたつさんの施術は越石流のお灸治療法をベースに、深谷灸法や沢田流などなどのささたつさんが学んできたツボの取り方や技術を組み合わせたやり方だとのことでした。
越石式灸法とは。
熱さを調節したお灸を使って、背部を中心にお灸をする治療法です。
見学していて、経穴と呼べるツボには大きい温灸、その温灸の周辺には、細くて小さい糸状灸をしている(?)ように見えました。
引用:越石鍼灸治療院HPより
気になった方はDVD買ってみてみてもいいかもです。
温灸と糸状灸の違いを聞いてみたところ、
温灸は経穴に深く熱を伝え、その周りの糸状灸はその熱を横に広く面で伝えるようなイメージとのことです。
温灸は厚盛な紫雲膏の上にのせて焼き切ります。焼き切りはしますが紫雲膏が厚いので火傷には至りません。そして3壮重ねます。
薄く塗った紫雲膏にのせた糸状灸は1・2分、ほんのさきっちょが燃えたらすぐ消していました。
学校では紫雲膏を使わず直接8分灸なので、消すタイミングが遅くなると火傷のリスクがありますが、
紫雲膏を用いたり、1分もしくは2分で消したりするお灸のやり方というのは新鮮で、なおかつ安心だと感じました。
私は以前深谷灸法のというお灸を受けたことがあるのですが、これがめちゃくちゃ熱くて痛い。そして目が覚める。
皮膚の上に直接お灸を据え焼き切るやり方で、焼き切るとやはり火傷の熱さなので、竹筒で押し付ける痛みで熱を緩和させる必要があります。
あえて火傷を作るので、消えない痕になることもあります。
ですがそのあえて作った火傷、それを治す過程でツボや周辺に刺激が入り治癒効果も大きいとか。
治したかったら熱さと痛みに耐え忍べ!みたいな・・根性を私は感じるお灸法です。
越石式はその対極にあるような、火傷を作らないし熱もやさしい、リラックスできて眠くなる、癒されるお灸だな~と感じました。
そして、お灸を扱う手さばきが綺麗でした。なんでも据えるリズムも重要とのこと。
紫雲膏塗るのも、お灸こよるのも、あっという間で、めちゃくちゃ速くて、しかもきれいに真っすぐ置かれていて、見ていて飽きなかったです。
フォロワーさん、気持ちよさそうにすやすや寝ちゃっていました。
施術を受けてみて
次に、私が受ける番。
温灸、見た目のお灸の大きさほどは、熱くなくて、かなりマイルドでした。
温灸は重ねて3壮やるみたいなのですが、3壮目でほっくほくになりました。
アチチ!とはならないし、温泉入ってる?みたいな熱量です。
そして、1・2分で消しちゃう糸状灸。
先っぽだけ燃やして終わりで、高級艾の贅沢な使い方ですが、
熱さ感じないんだろうな・・と見学していて思っていたけども。
燃えたからなのか、線香が近づいたからなのか、どちらかのおかげで熱いのかな?といったくらいの熱が感じられました。
また、糸状灸は消し方でも感じる熱さは変わるようで、
横からつまんで消すとマイルドな熱、上からつぶすと一瞬チクっとした熱を感じました。
鍼はいたくて途中で緊張してしまう私、お灸でも途中で熱くなったら敏感にも反応するんだろうな。。と思っていたのですが、
ほくほく、リラックスして最後まで受けられました。
その日お腹の調子がよくないことを訴えた私ですが、
あさみやさん@asamiya_squad と見学&施術をお願いして行ってきました🙇♀️
お腹の調子がこの数ヶ月不調な私。
裏内庭、まさにタコが出来てて、熱さを感じるまで何壮も据えてもらいました!
質問にもたくさん答えていただいて、お灸だけの治療の魅力と可能性を感じた時間でした💡ありがとうございました! https://t.co/ArpqIEs7bO— とも🏺鍼灸あまし学生ブロガー (@tmotsubo) December 23, 2020
この裏内庭にやってもらったお灸、全然熱さ感じなかったです。足の裏はもともと熱を感じにくく、私の足が冷え冷えだったとはいえ、まったく感じませんでした。
ちゃんとは数えてないけど15壮くらいやってもらった気がします・・
あまりに熱さを感じなさ過ぎてか、最後のほうはダメ押しのような重ね焼きで燃焼温度を高めてもらって、それでやっと感じたレベルでした。
重ね焼きで時短❗️
タコや魚の目など、お灸でなかなか熱さを感じてくれない時、モグサが8分ほど燃えたところで上から新たなモグサを重ねる。
燃焼温度が一気に上がって早く透熱できる。 pic.twitter.com/55FvDT1PDj
— ささたつ@お灸YouTube (@tatsuyasasaki10) May 31, 2020
この裏内庭にやったからなのか、その後、帰宅すると、普段はガスで苦しいお腹が、自然に苦しくなくガス抜きされて、良い感じに。そしてよく眠れました。
裏内庭は継続してやったらいいよと教えてもらったので、重ねてここにやっていこうと思っています!
ささたつさんが謙虚で寛大
仙灸堂のささたつさん、YouTube動画を見たはきはきした印象と違って、実物はかなり腰が低めで謙虚な印象でした。
なんでもYouTubeはカメラに向かって誰に見られるでもないからしゃべるだけだから、思いきれるそうで、結構本数やると慣れてきたとのことです。
私もしゃべるの苦手で、チャンネルあるも動画がすべて無音なので、やってみたら案外いけるのかもしれん・・と謎に背中押されました。
発信の内容だけでなく、それを続ける姿勢も学ぶところがある・・と感じました。
見学中、メモと写真の記録はOKか、またブログに書いてもOKか聞いたら、これも快く承諾してくださって、
色々メモや写真を撮りながら、質問しながら、見学させてもらいました。
(ほんと、ありがたや~)
ちなみに、鍼灸学生が来るのは初めてで、二人で見学&施術したいという申し出も初めてだったそうで、
なんか、ほんと、むちゃぶりをすいません・・・と思いつつも、ささたつさんの心の広さにも感服でした。
越石鍼灸院へも行ってみたくなりました。色々学ばせてもらいまくり、ほっこりした時間を過ごせました。
強いて挙げるなら
私は鍼灸院に行く際はなるべくその院の強みになる点と改善点を見つけて帰ろうとしているのですが、
強いて挙げるとすれば・・という点を挙げてみようと思ったのですが。
今回は、強いて挙げようにも、ほんとに、見つからない。
改善点があるとすれば・・家で受けてそのまま寝れたら本当に最高だと思ったので、もはや訪問オンリーでもいいのでは・・?と思いました。笑
以上感想レポートでした!ぜひ、ご参考程度に~~
[…] […]