2021年4月から3年生。
鍼灸学生のともつぼです。
鍼灸&あましの国試を終えた3年生の皆様にあと1年こういう勉強したらいいよっていう話をたんまり聞きたい…|ω・`)
— とも🏺鍼灸あまし学生ブロガー (@tmotsubo) March 5, 2021
このツイートから色々あって、合格者の皆さんに協力いただきましてZOOMで話を聞くことになりました!
その内容を書いていきます!
参加合格者
当日参加していただいた合格者の方のプロフィールを書いてみます。
しんばさん
しんば@ 日本一柔整&鍼灸学生に フォローされてるオヂサン |
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所在 | 静岡県浜松市 |
合格資格 | 柔整(2015年取得) はり師きゅう師(2021) |
年齢 | 41歳 |
略歴 | 高卒→会社員→柔整専門学校 →接骨院→整体院→独立 →鍼灸専門学校 |
一言 | お子さんが二人。 得点は130点台。 |
ともつぼ
かわぐちさん
しんばさんのクラスメイト (画像はイメージです) |
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所在 | 静岡県浜松市 |
合格資格 | はり師きゅう師(2021) |
年齢 | 21歳 |
略歴 | 高校卒業後、専門学校へ |
一言 | 国試点数は120点台 教員養成科に進学予定 |
ともつぼ
けんしんさん
しんばさんのクラスメイト (画像はイメージです) |
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所在 | 静岡県浜松市 |
合格資格 | はり師きゅう師(2021) |
年齢 | 21歳 |
略歴 | 高校卒業後、専門学校へ |
一言 | 夏の模試38%から猛勉強 国試は64%で見事合格 就職先は未定 |
ともつぼ
なんばさん
なんば けいたろう《鍼灸》 業界の流れに乗れる学生を 100人創る@SSS |
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所在 | 東京 |
合格資格 | はり師きゅう師あマ指師(2021) |
年齢 | 25歳 |
略歴 | 大学で小中高体育教育免許取得後、鍼灸専門学校 |
一言 | 整骨院に就職予定。 AT資格取得に向け進学も |
ともつぼ
琴音さん
琴音 | |
所在 | 関西 |
合格資格 | はり師きゅう師(2021) |
年齢 | 21歳 |
略歴 | 高校卒業後、専門学校へ |
一言 | 中高バレーボールしていて 鍼灸に興味 国試150点台! 教員養成科に進学予定 |
ともつぼ
のぶさん
鍼灸師になったのぶAMG | |
所在 | 大阪 |
合格資格 | はり師きゅう師(2021) |
年齢 | 21歳 |
略歴 | 高校卒業後、専門学校へ |
一言 | 合格発表前にフライングで 書類を送っちゃう |
ともつぼ
以上の6名の合格者にお集まりいただき、お話を聞きました。
みなさん堂々としていて話慣れてて。本当に今回お話が聞けて良かったです。
質問と回答
合格者の皆さんへの私の用意した質問がこちら。
・29回国試受けてみた印象
(難易度、会場の雰囲気、
・勉強は何をしたか、自分なりの勉強法はあるか、
この内容で聞いてみました。まとめてみます。すごく長くなります。
29回国試の難易度
難易度について、受けた印象を聞いてみました。
けんしん(はき)
問題数は増えたけど、問題の聞き方が分かりやすくて今年の問題が一番解きやすかったです。
学校の模試は一回も6割超えたことがなかったし、26回や28回の聞き方をされたら合格点に行けなかったかもしれなかったですね。
3年の夏の模試で38%で。
夏休みに要穴表や五行色体表を覚え始めて、そこから過去問を苦手科目含め全てやってみて。
4択の選択肢のどこが正解でどこが間違っているかを1問1問確認して、勉強時間は朝1時間半と学校の授業と夜3時間やるくらいでなんとか受かりました。
なんば(あはき)
1日目のあましが簡単で、2日のはきでやべえむずいなあってなって若干午前中は焦りました。
難易度は例年と変わってないという印象です。
午前の問題の聞き方はけんしんさんがいっていたように、知ってるか知ってないかで解けるか解けないかが決まる問題で、聞かれていることはすごく簡単で基本的なことだったと思います。
午後の問題は考えればわかるが、時間がかかる問題が増えたように感じましたね。
しんば(はき)
午前は簡単でした。
持ってる知識で時間かからず解ける問題が多かったです。
余裕を感じて午後はお絵描きとかしたりして解いていたりしましたが(笑)、
特に東洋医学臨床論が、基礎知識で解けはするけど答えを3段階くらいで導かないと正答にたどり着けないような問題があって、
90問が実質120問くらいに感じました。
今後は今まで出てこなかった十二刺とかの細かい問題がたくさん出るかもしれないです。
あマ指は簡単、はきの問題は午前は簡単で午後は難しかった、という声が多いですね。
問題の作成者が新カリキュラムで変わったようで、問われ方や難易度は今後数年の傾向になるかもしれない、とのことでした。
会場について
合格者が受験した会場は東京、大阪、名古屋でした。
会場の雰囲気やお昼休憩などについても聞いてみました。
なんば(東京会場)
東京の大正大学で受けました。
全体で2000人くらい受ける会場で、コロナとはいえ各教室に入れる人数は詰め込んで、各教室に30~40人くらいがいたと思います。
200人くらいの講堂が1つあって、受験番号が若い人は、そこになっていたかも。
受験番号があはきを受ける本科生の誕生日順→はき生の誕生日順みたいになっていたから、あマ指も受けて誕生日が早い人は大きい会場になっていたと思います。
(補足:誕生日の順番は1月はじまりとのこと)
自分の教室に到着したらみんな勉強してて、緊張感に飲まれそうでした。逆に、楽天的である意味目につく人がいたりもしました。
琴音(大阪会場)
大阪の会場はビルみたいなところで、ワンフロアにひと誕生月くらいが割り当てられてる感じで14階くらいまであって、階によっては200人だったり、40人のところもありました。
コロナ関係なく、隣の人との間隔は答案が見えない程度に離れてるだけで、前後には人がいました。
会場への出入りでは、検温に時間がかかっていましたね。
検温の前を通るだけだけど、列ができて時間がかかっていて、集合時間の8:20ジャストから説明開始の8:30の間の着席が多かったと思います。
先輩の話では、注意事項の説明が終わって試験開始するまでの、「黙っている10分」が死ぬほど緊張したということでしたが、今年は検温の時間で黙っている時間が押されて短くなったのが良かったと思いました。
かわぐち(名古屋会場)
名古屋会場は会議室みたいなところでやっていました。
自分が受けたのは20~30人の少ないところで、斜め前にクラスメイトがいて心強かったです。
1時間経ったら退室できるので、雰囲気が嫌ですぐ退室しました。
待機している先生が廊下にいたら、話したりもできるし、外に出て休むこともできました。
直前に勉強して出来なかったらそれで焦っちゃうのが嫌で、お昼は外にいましたね。
ともつぼ
琴音(大阪会場)
大阪は食事は出るんだったら外で食べてください、中で食べるなら自分の席でって感じで、解き終わって退室したらクラスLINEに「ここにおるで」って連絡とり合って、クラスメイトと会ってました。
休憩時間は午後の勉強はやらないで携帯を触っていましたね。
なんば(東京会場)
東京も要項通り昼食は自分の席で、というのが原則でした。
通常は開放しているはずの大学の食堂はコロナで(?)閉鎖していて、
1日目のあマ指の時は空き教室があってそこが使えたり、
はきでも廊下やソファでたむろして昼食も取れて自由な感じでした。
会場に行っていないと分からない雰囲気、とても参考になります。
途中退室ができるの、知りませんでした!お昼の過ごし方も参考になります!
気持ちの変化と切り替え方
緊張感のある会場で、戸惑う問題もあった29回。
焦ってしまい本来の自分の力が発揮できなかったら元も子もありません、どうやって気持ちを切り替えたのでしょうか?
なんば(東京会場)
はきの午前中は焦りました。
医療概論と衛生学がほんとによくわからない新出の問題が多く出ると聞いていたので、ここはしょうがないなと思えましたし、解いていてわかんないもんはしょうがないな、とその瞬間に頭を切り替えてやっていました。
自信がない問題は△をつけておいて、後で見返した時にもう一回見て、合格点に達しているかどうかを数えて落ち着かせましたね。
あと、雰囲気にのまれないように、「始めてください」の合図でみんなと一緒に始めずに、まずは試験官を見つめたり時計を見てたりして、自分のペースで、落ち着いてから始めました。
琴音(大阪会場)
私も、自信がある問題で自分の点数把握して、なんとか落ち着かせていましたね。
しんば(名古屋会場)
僕の場合は一番前の席で、周りを気にしなくていいから良かったですよ。
柔整の国家試験の時は前の人が臭くて(笑)。ため息つくやつ、音立てるやつ、色んな人がいるので覚悟しておくといいです。
あと、時計を持って行った方がいいです。時間が分からなくてそれが焦りました。名古屋会場には時計がありませんでした。
会場や部屋によって時計があるかどうかまちまちだから、デジタル時計はだめでアナログ時計なら持っていけるので、ある方がいいです。
試験官が「あと30分」って言ったときに時間のかかりそうな問題が残っていたので、時間が無くなってきたらはりきゅう理論とか時間のかからない問題を先に解くといいと思います。
国家試験の本番の最大の敵は、落ち着いていれば解ける問題を解けなくしてしまう「焦り」だと私は思っていて、
気持ちのコントロール法を聞いてみましたが、先輩方各々やり方があってとっても参考になりました。
国試に向けての勉強法
一番気になるのが国試に向けての勉強法。
得点が高かった琴音さんを中心にじっくり聞きました!
琴音(はき)
国試の勉強はいつ始めたかというと、”国試の勉強”でいうと3年生から始めたかもしれませんが、基本的に1年生の時から、定期試験で自分の目標をクリアしたくて、そのときそのときでやっていました。
去年先輩の国試の次の日に、はりきゅう理論とかまだやってない教科もあったけど解いてみて。点数だと7割ないくらいだけど、その時点で合格点にはいってました。
クラスメイトを誘って勉強をやりだしたのは夏前くらいの2回目の模試の後。
1回目は点数悪くても落ち込まないけど、2回目の時も結局やらなくって、流石にやらないと上がらんのやなってなって、みんなとやり始めましたね。
1日の勉強時間は9時~16時まで授業で、それからコンビニとか行ったりして、17:30~22時くらいまで、だらだら勉強していましたね。やったりやらんかったり、教えてもらう時間終わったらそれぞれ暗記したり、で毎日過ごしていました。
琴音(はき)
勉強科目の優先順位は、今の時期とか夏超えるまでは、分かるまで解剖生理をやったほうがいいです。
経穴は1月に1回はちゃんと覚え直しぐらいで国試6割くらいはとれて、
7割超えたかったら、解剖生理がある程度分かってきたら次絶対やるべきなのは臨床医学総論。
総論やれば各論も東洋医学臨床論もどっちも触ることになるし、総論やっちゃえば点数が上がりやすいです。
解剖生理は問題数が少ないけど、ウエイトの重い総論各論を理解するためにやっておくべきですね。
あと、経穴と病理は暗記するとこやっておけばついてきます。医療概論と衛生学は1点でもいいやって気持ちでも・・いいと思います。笑
琴音(はき)
勉強法は過去問やったら6割絶対取れます。
合格だけできればいいなら、過去問で同じ系統の問題しておけば、解き方とどういう範囲でるかと答えみたら、解けます。
問題やって、出来ないところはノートに書いて、8割超えたかったら教科書で確認するといいです。
私の場合は、問題解いて分からんかったら、「知らんかった知識だけ」のノートを作っていて、
勉強疲れたなってときとか合間合間に、別にルーズリーフなどにそのノートの覚えてないところを書きまくって覚えてました。
2冊目に行く時は、1冊目でまだ分かってないかもなって知識は新しいノートにも書き写して、ノートのアップデートをして、1冊目と同様にして合間に暗記して覚えてましたね。
ともつぼ
かわぐち(はき)
僕たちの学校では先生が分からない時のテクニックを教えてくれました。
①言い切っている選択肢には○をつけない
②データによれば選択肢の1番が正答の事は少ない
③文章が長い答えに付けると大体合ってる
とかですね。
しんば(はき)
消去法として使えるテクニックとしては、去年出たDNICの問題で、
DNICを知らなくても、回答の選択肢が七分灸とか隔物灸とか刺激が弱いお灸のなかに1個だけ刺激が強いお灸があって。
解答のグループ分けをしてみたら1個だけ仲間外れがあったりすると分かんなくてもそれが答えだったりっていう時方もあるから、そういう選び方もありますよ。
かわぐち(はき)
あと、教わったのは、問題を解くときに、評価ABCDEを付けておくっていうやり方。
Aは自信満々で正解だと思う
Bは二択まで絞れて、多分あってる
Cは二択まで絞れたけど、自信がない
Dは3択まで絞れた
Eは全く分からなかった
模試とか終わって家で見直すときに、ABは見直さずに、C以下に時間をかけると復習の時短になるっていうやり方です。
本番でもA判定がたくさんついているか数えたりすると、できているなと安心できます。
勉強して結果も出ていた方の勉強法が詳しく聞けてとても参考になります。
解き方のテクニックも、分からない問題に出会ったときになんとか○をつけられそうです。
1年生の時からしておけばよかったこと?
ここで参加学生からも質問がありました。
ともつぼ
のぶ(はき)
国家試験に向けてなのか、
鍼灸師になるうえでなのか、でやっておくべきことは違いますね。
僕は1年生の頃は勉強苦手で、学校で友達にひたすら鍼を打っていました。
友達の腰を借りてめちゃくちゃ刺していて、学年で実技は1位とか2位とかになってました。
僕の場合は鍼灸師に必要なスキルを身に付けようと1年生からバンバン鍼を打つことをやってましたね。
しんば(はき)
僕は柔整からだったので、自分の勉強方法が分かっていたので、過去問買っちゃって、訳の分からんまま解いてみて、なんとなく調べながらしていたら、経穴は流中と骨度法と背部兪穴と要穴表がメインに出ていることが分かったので、1年のうちに覚えちゃいました。
いまだに361穴順番には覚えてないけど、要穴表と奇穴とかの名前と部位を覚えているだけでも経穴は7・8割は解けました。
赤いシールを自分の足とかにはりながら取穴しながらやると覚えられましたよ。あと、経穴はデルマトームも合わせて覚えた方がいいです。
しんば(はき)
あと、僕の場合、国試の勉強は臨各をやって掘り下げしていくっていう勉強法でした。
解剖生理が出来てないとできないのが臨各なので、臨各で分からない部分が出てきたら解剖生理に戻って、を繰り返しました。
臨各は問題が「~はどれか。」「~はなにか。」で解きやすいので、時間がない人は臨各もしくは臨総からやるのいいと思います。
過去問やると全部分かるんですけど、臨床により近づいた問題が増えているので、検査法も覚えた方がいいです。イメージしてクラスメイトと一緒に動かして練習すると覚えますよ。
かわぐち(はき)
僕からは、「学校の先生の言う事はしっかり聞いておくべき」ですね。
僕は家だとテキストは開いたことはないです。
勉強はマイナスなイメージがあるけど、自分の得意な教科を見つけて理解しだすと楽しいイメージがあるので、苦手意識を持たずにやった方がポジティブにできていいかなと思います。
1年生のうちから学校を休まず先生の話を聞いて、模試を解いて過去問をやれば、合格できます。
なんば(あはき)
僕は1・2年生では経穴しかやってないです。ひたすら自分で覚えていましたね。
3年生になってコロナ禍になって課題が出て初めて、8月くらいから国試に向けてぼちぼち始めたって感じです。
あと、そもそも今までの定期テストができたかできてないかで違って。
テストがある程度出来ていれば思い出せるんですけど、テストに自信がないとか一夜漬けで覚えてきたという人はそれができないので、少しづつ早めにやったらいいと思います。
ただそういう人たちは集中力が高いから、過去問をひたすらやって、何を間違っているというのをちゃんとチェックしてっていうのを5周くらいやれば、受かる。
勉強が嫌いで、得意なものを見つからない、覚えられないという人は、
問題と答えを覚えちゃうくらい過去問やれば、丸暗記しただけで過去問と全く同じ問題が本番出ることもあります。
流石みなさん1年生の時から3年後に向けて定期テストに力を入れたり実技練習をたくさんしたり国試対策をしていたんですね。
オススメの参考書は?
オススメの参考書の話題も出たので、まとめてみます。
琴音(はき)
全国共通で使える、やるべきなのは過去問10年分のやつです!
楽天で見てみるAmazonで見る
あマ指用
楽天で見てみるAmazonで見る
※リンクは28回までなので、29回分掲載のものが出てから(7月末?)買っても良いかもです。
しんば(はき)
僕は黒本に書き込んで「しんば本」って呼んだりして自分だけの1冊にしていましたね。
恥ずかしいですが、私の現在勉強に使ってる黒本の一部をお見せします。
黒本に足りないWordをどんどん足して「しんば本」にしました pic.twitter.com/b9k8ZiuwqO
— しんば@日本一柔整&鍼灸学生にフォローされてるオヂサン (@aki408yasu) September 19, 2020
なんば(あはき)
ビジュアルノートは各論の対策として、病気の絵があって、イメージがしやすくて分かりやすいです!
参考書を使う人もいれば、教科書ベースでやる人もいて。持つ参考書は様々でしたが、
「自分の分かりやすいバイブル」が一冊あるのがいい、とのことでした!
最後に:次回以降受ける学生へ
琴音(はき)
国家試験に関しては目標設定がそれぞれ違うと思いますが、ゴールは違うけど、合格しちゃえば、鍼灸師なので。
6割とっちゃえばそれでいいかなって思います。過去問だけでやってて受かるっていう人ももちろんおると思うし。
この1年でやればいいや、とか、最後頑張ろうと思っていても、たぶん残りの2・3か月で意外なストレスが急にくることもあるし体調崩しても全然おかしくないし、私も最後全く勉強してないんじゃないかって時がありました。
そういうことが国試直前で起こりうるっていう事を頭に入れて、出来れば夏くらいからやっておくといいんじゃないかと思います。頑張ってください。
のぶ(はき)
自分はほんと勉強できなかった人なんで、みなさんの怖さがわかります。
最初は変な余裕があって、3年生なった時点で6割はとってたんですよ。
今別に6割あるし大丈夫やろってずっと思ってたんですけど、だんだん周りも勉強してきて、ヤバい子の方がめちゃくちゃぎゅんと成績が上がってくるんです。
6割くらい取れてる人ほどずっと伸びなくて、いったりきたりで下の子に抜かれて焦ったり。
自己体験なんですけど、今大丈夫やろって思ってたらホントに怖くて、そこらへんは間違えてほしくないです。
僕は1月とかぎりぎりまでめちゃくちゃ怖くて急に余裕がなくなって。
携帯家に置いて朝から晩まで勉強でこもってやり始めたりしたけど、そういうのはしんどいので、ある程度はさぼらずにいまからでもちょこちょこやっておくといいと思います。頑張ってください。
けんしん(はき)
ボクも勉強嫌いで、夏まで38%だったんですけど、それでも頑張れば、受かっちゃったんで。
最後の最後で、やってよかったと思うのは、夏要穴表覚えておいて良かったですね。半分くらい取れるので。
過去10年分やるといいってなってたんですけど、経穴に関しては第1回からやったらいいです。楽な問題ばっかなんで、要穴表覚えた!ってなるんで。
国試前はストレスとか色々あったんですけど、終わったら解放されるので、きついですが頑張ってください。
かわぐち(はき)
今までやってきた勉強の方法もそのまま続けて、自分に自信をもって頑張ってもらえればいいなと思います。
ボク自身そうだったんですけど、自分が分かってる問題で、みんなが分かってない問題があったら、
積極的に自分から説明すると、自分の復習にもなるし、友達にも助かったんだなって思うし、自分のためにも友達のためにも、教え合いっていうのはすごい大事です。
この子からこんなこと聞いたな、っていうのを頭の片隅に入れておくと、最後の最後で追い込まれたときにぽんと思い出せるし、ぜひ、クラスメイトと教え合いしてください。
しんば(はき)
ボクは1年生の時から毎日1時間半、週に4日くらい勉強していました。
仕事やりながらだったので勉強する時間もなくて、1年のうちからやっておけば、3年になってからが一番勉強してなかったけど、模試とかでも点数取れました。
毎日やって、週末は思いっきり遊ぶとか、メリハリつけて遊ばんと頭おかしくなるし、好きな先生のとこに会いに行ったり、鍼受けに行ったり、勉強だけやってもつまらんし。
自分の中にルール決めて、壁に貼ったりして。モチベーションが下がった時にそれ見ると初心に返ったり、メンタル的なことも大事です。
なんば(あはき)
当日とか、国試ってなると不安になることとか、緊張になることがあるので、
自分なりの緊張のほぐし方をテストとか模試の時に見つけておくと、試験時間たっぷりあるので、自分なりに何かしら一つ不安の解消法を見つけられればいいのかなと思います。
しんばさんも言ってたけど、勉強する時はする、しない時はしない。しない時は遊ぶなり、お酒飲むなり、ゲームやるなり。
自分の心が安定してれば点数も安定するから、安定できるような生活を送れるように準備しとけばいいかなと思うので、頑張ってください。
ともつぼ
とても長くなりましたが、ZOOMで聞いた話の内容は以上になります。
なかなかコロナで自分の学校の先輩たちに国試についてじっくり話を聞く機会がなかったですが、
今回いろんな方の力添えもあってこういう企画をしていろんな視点の話が聞けて私自身のためになりましたし、これを見てくださった皆さんのお役に立てればなお嬉しいです。
合格者の皆さん素敵な鍼灸師になる未来しか見えないですね。
何も気にせず会いに行ける世の中になったら、ぜひ会いに行って直接お礼を言ってどんな活躍をしているかまた話を聞きたいです。
約1万文字のブログになったの初めてです~長文読んでいただきありがとうございました。
こんばんは、ひろぽん@偏差値54です。
まとめ&アップ作業お疲れ様でした!とても読みやすく、参加者の皆さんそれぞれの個性が表れていたと思います。
今日29回の国試を解いたばかりなので
「これからどうやっていこう……」
と悩んでいました。
先輩がたの合格体験を目にして少し前が開けた気分です!ちなみに今回学内偏差値が上がったのでアカウント名を修正しました。
それにしても、あの問題でもう合格ライン超えちゃったというのは凄いですよ~
ひろぽんさん、お返事が遅くなり申し訳ありません。
読んでいただきありがとうございました!参加者の方の話が面白いおかげで、良い記事になりました。
同じ3年生同士、ぶち当たる悩みは同じですので、私も不安でいっぱいです。第30回は難しくなるんじゃないかとか学校でも色々言われててビビっています。一緒に乗り越えていきましょう!
合格ライン超えられたのはたまたまだと思います(-_-;)東洋医学系が得意なのですくわれた感じです。。