東洋医学概論で、五臓六腑が複雑に絡んできて、
ちょっと分かりにくくなってきている鍼灸学生tmotsuboです。
教科書は文字ばっかりで彩り少ないですよね。今回は五臓の生理についてカラフルにまとめてみます。
鍼灸・東洋医学を学ぶ学生さんのお役に立てれば幸いです!
五臓六腑キホン
まずは最低限知っておくべき五臓のキホンから。
※東洋医学ではこれに心包を加えて六臓を見る。
常に精気によって満たされている器官であり、生理物質の化生と貯蔵を行っている。
虚証が多い。
+三焦
飲食物の消化吸収排泄を担う中腔器官。
実証が多い。
細かく見ると機能の違いはあれ、大きく分けると五臓と六腑。
飲食物の消化吸収排泄を行う六腑と、生理物質の化生と貯蔵を行っている五臓に分かれます。
五臓六腑の生理覚え方
まず、教科書的には、
気血津の生理病理→五臓六腑の生理病理
という流れで書いてありますが、
おすすめの勉強としては、
気血津&五臓六腑の生理だけ、を見ていった後に、それらの病理を見ていった方がいいです。
生理は水穀の流れがほぼ消化と同じで、解剖学的にもイメージがつきやすいですが、
病理は複雑で生理が分かっていないと関係性を理解するのがかなり難しいです。
生理を解説していきます!!
流れをフローチャート化
五臓の生理はフローチャート化すると理解しやすいです。その際、
- 大体、上焦中焦下焦で臓器を配置
- 生理機能の一覧チェックで漏れがないように見ていく
のがポイントです。
作ってみました。
静止画、アナログで実現させるとこんな感じです。
後から見返すと順番や何がどう動くかがなにやら分からなくなりますよね。
ちなみに三焦は「名あって形なし」といわれ、気と津液の通路という機能があります。矢印すべてと考えてもいいかもしれません。
カラフルにします。
色分けされただけマシかもしれませんが、まだよくわかりませんよね。
動かします。
作るのめっちゃ時間かかりました。パワポでコツコツ作りました。
右下の解説の文字送りがめちゃ速いので、必要に応じて停止しつつ、
教科書を確認しつつ、生理の流れ、繰り返し確認してみてください!!
動きがあってイメージがしやすい分、教科書で文字を読むよりも理解がしやすくなれば幸いです!
生理物質ごとでも見てみる
別ブログにて紹介しています。
より詳しく生理物質ごとに見てみたい方はこちらも参考にしてみてください。
以上、生理の解説でした。
病理について
病理については、別記事にてまとめています。
まずは陰陽と気血津液の虚実について確認するのがオススメです。
参考になれば幸いです。
こんにちは、カラフル化andアニメーション化、めちゃくちゃ分かりやすいです!!
自分でも勉強の為やってみたいのですが、どんなソフトかアプリを使われているのかご教示いただけるととても嬉しいです。
さきさま
こんにちは、嬉しいコメントありがとうございます。
私はPowerPointを使って作りました!結構時間がかかるので、心してかかってください・・!