【内容まとめ】ガッテン慢性痛しびれが改善!逆子も治る!?東洋の神秘「はり治療」SP

NHKで毎週水曜よる7時30分から放送の「ガッテン」

慢性痛しびれが改善!逆子も治る!?東洋の神秘「はり治療」SP

について、東洋医学大好きtmoが、内容をまとめていきます!!

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鍼灸院の数はコンビニの数以上で、増加中。

でも、科学的根拠がなくて、怪しいイメージ・・?

鍼は本当に効くのか?そのメカニズムは?

について、紹介されていましたので、以下、内容をまとめていきます。

エネルギーの通り道が赤く浮き出つ体質の人がいる

鍼をツボに打ったら、何か筋が出てきて浮き出てきた特異体質の人の写真。

この写真の解釈は、東洋医学の本場・中国では、

「エネルギーの通り道=経絡」の筋だ!!ということでした。

この写真の人は鍼を打たれたことで、経絡に反応が特異に出てきた体質だったけど、

全ての人間に同様な通り道があるノダ・・と考えられている。

 

ゲストもお得意の写真加工じゃないの?と疑っていましたね。

なんとなく怪しいイメージをもたれがちな鍼。

摩訶不思議で信じがたく、インチキっぽさは残ります。。

ツボって一体何だ?!

ツボの正体とは?

手の甲にあるツボ、「労宮」の位置などが、

中国、韓国、日本で位置が微妙にずれていたのは今や昔・・

国際基準に統一され、ツボの数は361種類!とWHOが定めました。

その、ツボとは一体何なのでしょうか?

 

ガッテンはそれを探るべく、中国へ。

中国では老いも若きも鍼に親しみがあり、ペットにも鍼。

また、鍼を刺したまま仕事に行く・・なんていう猛者も。

浙江省衢州の鍼灸第一人者の中医師を取材したガッテン。

めちゃ速い手さばきで鍼を打っていくのは、見ていて惚れ惚れしてしまいました。

 

17世紀に記された「鍼灸大成」。そこにツボの正体のヒントが書かれているという中医師。

昔昔。

頭痛持ちのある人が石につまづいて、足に傷を負います。

足に傷だ!と思ったときには、頭痛がケロっと治っていて、これが、ツボの考え方ができたきっかけになったのだとか。

その後、4000年の歴史ある中国では、

長年に渡って、体のどこに刺激を与えると、体全体にどういう反応が起こるかを重ねていき、今に至る・・

と考えられています。

 

そして、治療してあげるよ、と中医師に鍼を刺されますが、

刺されたときは、痛くなかった、のに!!

ジンジンきたきた!!

中医師は、その様子を見て、「ツボが出来ている」といいます。

 

出来ている?

どういうことか?というと、

ツボは、健康な時には押しても痛くもなんともないのですが、

体の調子が崩れたときにだけ痛みや不快感が生まれるといいます。

まさに健康のバロメーター、それが「ツボ」だったのです。

今あなたにツボはない。

健康であればツボの意識や自覚はない。

痛いのであれば、、それは、調子が崩れてきているメッセージだ、と考えるのです。

最新機器でツボを捉えた!

続いて、ツボとは何か、をメカニズムで捉えていきます。

 

まず、ツボに鍼を刺すと、筋肉がぴくっと痙攣する瞬間があります。

それがツボを捉えた、ということ。目視できるということだ。

 

次に、大学での実験で、エコーを使い、鍼がツボを捉える瞬間の体の中、前後の様子を見ます。

うおおお、と驚く専門家たち。しかし、素人目にはわかりません。

何が見えたのでしょう?

 

ツボの正体は様々な説があるが、有力な説が、

筋膜のシワ=ツボ説

筋膜とは、筋繊維で出来ている筋肉組織がバラバラにならないようにまとめている、

袋状の膜。

この筋膜のシワがツボ、とはどういうことなのでしょうか。スタジオ解説は以下です。

①無理な体勢を続けたりすると、血行が悪くなり、筋膜にシワが出来る。

②そのシワが、鍼によって傷つけられます。

③鍼で傷ついた箇所を治そうと、血流が良くなります。

④たくさん血が流れるようになり、血行が良くなると、シワが消える、ということなんですが、、

鍼を刺された様子をエコーで見たら、筋膜の伸びが確認でき、

鍼を刺された患者さんは、不調が良くなった!と感じた、ということです。

筋膜には、痛みを感じる受容体がたくさんある、ということで、

血行が悪くなって出来たシワは、「痛み」を感じやすいのかもしれませんね。

 

足つぼなどのマッサージは、指圧でじわじわ筋膜のシワにアプローチ。

鍼は直接筋膜のシワにアプローチすることで、即効性があって効く、ということのようです。

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なぜツボから離れた場所に効果が出るのか?

しかし。

足に鍼を刺して、痛がっていたら、胃腸が弱ってるというサインだよ、と診断された!いうのも鍼治療ではよくあること。

鍼が離れた場所にアプローチできるのはなぜなのでしょうか??

 

鍼治療で、逆子がひっくり返ると聞き、向かった治療院。

鍼を刺すのは、お腹の近くでも、子宮の近くでもなく、

なんと、足。

エコーで赤ちゃんの様子を見ながら、足を刺すと、赤ちゃんが動きまわっているのが分かりました。

治療を続けていくと、アタマの位置が動いていくようです。

 

ツボを刺激したら離れた場所につながる、という科学的な根拠は、まだまだ解明の最中ではあるものの、

神経ネットワーク、血管のネットワーク、リンパのネットワーク・・

体の様々なネットワークがつながっていて、それらを通じて離れた場所にも作用する、と考えられています。

なかでも、近年つながっている!と注目なのが、

筋膜のネットワーク。

 

その筋膜のつながりと、中国で考えられてきた経絡のつながりの位置が、一致している!!

というので・・

もう、中国人の積み上げてきた歴史・・さすがやで・・

 

ガッテン、勉強になった。

鍼の世界・・奥が深い。。

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