人事・採用担当として、学生に会社をアピールする・・という、いわば
「会社が大好き」
であるはずの仕事をしていながら、
「こんな会社嫌だ!私はやりたいことをやるぞ!!」
と、一念発起し脱サラしたtmo。
世間の評価基準で言えば、私の勤めていた会社は、「ホワイトな会社」でしたが、
なぜ「こんな会社嫌だ辞めたい」と思ったのか・・
分析して、書き残しておかないと、次に活かせません。書き示していきます!
どんなホワイト会社だったのか?
私の勤めていた会社は、地元ではそこそこ名の知れた企業でした。
どんな点がホワイトだったかというと、
- 定時出勤して、定時退社できる
私の部署は、ママさん社員が多く、定時退社して家にサッと帰る方が多かった。
私も先輩が先にスッと帰っちゃうので、気を遣うこともなく、定時で帰ることが出来ました。
ただし、同期などの話を聞くと、
帰れない・残業2~3時間は当たり前、なんていう部署もありました。
- 休みを取りやすい
仕事と過程を両立して働いている方が多かったので、休みに関する福利厚生が充実していました。
新人でも気兼ねなく、休みたいときに休みを取れる環境でした。
以上。
簡単に言えば、
「早く帰れるし、休みたいときに休める」
というホワイト要素があった、ということですね。
仕事第一ではない私にとっては、
嫌々は行くけど早く帰れるから、行けなくはないし、
休もうと思えば(もちろん有給の許す限り)休めるのが、
そこそこ続けられた理由だと思います。
でも、続けられなかった。
なぜか。
仕事面、環境面、報酬面からアプローチしてみていくこととします。
仕事面が合わなかった?
仕事面で不満がない、、というのは、
社長や経営者など、
「自分の夢を叶えるべく事業を起こした人」
に限られてくるかと思います。
オリジナルのコンセプトでお店を構えている個人のお店とか、こだわり抜いていて自分に正直なお店づくりをしていて、
その人の「夢の形」ってこういうことなのか~~という気持ちに私はなって、そう思うのです。
その、個人店規模だったのが大きくなったのが、会社だと私は考えていて、
会社員は、その事業を起こした誰かの夢を叶える手伝いをしている・・と思うのです。
だから、社長や経営者の考え方に
完全に同調していないと、
会社勤めではなかなか
「やりたいこと=仕事」という人は少ないと思います。
でも、就活で企業を選ぶときは、
この会社だったら自分のやりたいことができるかも!
という期待を持って入社する一社を決めますよね。
私の場合も、
「やりたいこと=仕事」になるのはここだ!
と期待して、就活で内定を得て、入社に至ったわけです。
が、なかなかに違いました。
会社
「異動があって、いろんな部署を経験できます!!」就活生の私
「どこに行きたい、とか何が自分に合う、とかよく分からないし、色んな経験して自分を成長させたいな!いいなここ」入社後の私
「異動したことない社員が多勢、仕事がルーチンで人に仕事がくっついている、成長ナニソレ」
私は、「成長」がしたくて、ルーチンを避けたかったんだと思います。
一つのスキルを身に着けたら、それをルーチン化するのではなく、次の新しいことを身に着けたかった。
色んな事業に挑戦している会社に感じたから、「ルーチン」のイメージがなくって、
公務員とか、インフラ系の企業がルーチンなのかな、という考えでした。
事前リサーチの乏しいあまちゃん学生でした。
ルーチンだからこそ、女性は家庭との両立が出来るわけだけど、、子供が出来る前から、自分の成長を止めたくない私には、ルーチンが苦痛で。
エネルギーを持て余す職場だったのかもしれません。
環境面が合わなかった?
仕事を辞める理由で多いのが、人間関係、と言われるも、人は選べないもの。
また、オフィスの場所や清潔さというのも、事前チェックはできるものの、
環境面だけが不満で、その会社に就職しない、というのもおかしい話です。。
私の場合も、どうだったか、振り返ります。
- 人間関係:強キャラ系と、全体の雰囲気として「無意識の無関心」が辛かった
強キャラ系はどこでもいると思いますが、私の周りの強キャラは、
早口保守派上司(メモかメールにしてくれるだけでありがたい、何を訴えても変えてくれない)
ネットサーフィンクソゴミ(人当たりがいいのに、ネットばかりで仕事していないのバレバレ)
そんな強キャラじゃないですかね・・
まあ、こんなつまんない人たちのことが、日常に降り積もるストレスになっていました。。
むしろ、強キャラというよりも、
無意識の無関心がつらかった
一人ひとりとお話したら、みんな優しいんですけど、、オフィス全体としては、みんな周りに無関心。
職場に入り始めで、右も左もわからず慣れない私を、歓迎するでもなく、、淡々とみんな自分の仕事をしていたり、、
いつまでも名前で呼ばれなかったり、、
仕事を頼むとき目を見て言ってくれない上サッと立ち去ったり、、
なんか、総じて、自分、
「空気」のような扱いだったんですよね。
そしてたちが悪いことに、
それをみんな無意識に行っていること。
無意識な無関心は、
本人は「ひどいことは私はやっていない私は何も悪いことをしていない」と感じているけど、受け取る側は辛い。。
意識的な無関心は、意図的にいじめとしてやる無関心。
本人悪気がないし、ささやかとはいえ優しくはあるから、こちらも何に苦しんでいるのか分からなくて、
ずっと「世代ギャップ」かな、なんて思ったんですけど、
私、結構老若男女問わず話せる系だから、単に、お互い関心がなかったのかな・・ということにしてます。
報酬面が合わなかった?
- 給料は高くはない
高いほうがいいですよね・・
- 10年上の先輩がやっと昇格した
それで、そんなに年収アップしないんですよね・・
まとめ
以上、ホワイトな会社を辞めた理由を書き示していきました。
これが他人だったら、と客観視してみるなら、
ゆとりっぽい、とか、いろんなお叱りを受けるべき理由もあるな、根性ねえな、って思います。
でも、どんな理由であれ、
辞めたい。。
と思っている最中の人は、
苦しくて、辛くて、早く逃げ出したい気持ちでいっぱい。
そして、辞めた今、すごく心が晴れやかです(収入減ではあるけれども)。
人や給料面に恵まれた環境に置かれていたとしても、なにか心がもやもやしていたり、これが自分の道だ!とはっきり言えないのであれば、一度自分の思いを見つめ直すべきかもしれません。
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