小さなメーカーではありますが、
まわりがベテランぞろいの中、
20代後半という若さでいっちょ前に人事・採用担当をしているtmo。
平たく言って、就活生に自社PRをする仕事をしています。
就活生とは世代が近いからこそ、自分が就活生のとき考えていたことの記憶も新しくて気持ちをわかってあげられるし、
社会人になってからが浅いからこそ、就活生に近未来像を見せてあげることもできるし、
まだ学生気分も抜けていない、会社に思い入れも強くない(笑)自分だからこそ、
「会社のためにPRしなきゃ」というよりは、
「就活生の先輩のような、お姉さんのような気持ちで出会った就活生一人ひとりにいい就職先を見つけてほしい」という気持ちで
日々仕事しています。
そんなtmoが、企業選び準備・就活対策として、
「これ、とりあえず読んでみて!」
というを本を伝えていきます。
就活準備って何すればいいんだろう・・という就活生、必見です!
後の方には、マンガだったらこれ!というのも紹介してますので、活字が苦手な人もぜひ最後まで読んでみてくださいね!
①業界研究対策に役に立つ!
人事担当として学生さんと話していて、
「お金よりも、自分のやりたいこと・大学で学んだことが活かせることをやりたい」
「仕事内容は問わないから、内定がとにかく欲しい」
と、お金は二の次で自分の時間を企業に捧げる気満々な学生さん、
お金はもはや仕事内容すらこだわってないんだろうなあという学生さんによくお会いします。
内定、欲しいもんなあ。
こういう学生さんに会うと、tmoはいつも、
「お金のことも、社会のことも知らないまま、就職先を決めるのは、危険じゃない・・?」
なんて感じてしまいますが、
社会に出る前、就職先を決めてしまう前に読んで欲しい1冊がコチラ。
投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)[本/雑誌] (新書) / 藤野英人
ひふみ投信、という投資信託を販売・管理するレオス・キャピタルワークスの代表取締役が書いたコチラ。
著者は、平たくいうと、投資信託を買った人達の代わりに、その人達から集めたお金で、株式を運用する人。
チマタで最近多い「偽装データ」など不祥事がある会社の株式を選んでしまっては最後、
預かったお金で運用した株価が暴落する恐れもあり、、責任重大です。
この著者は、どの会社の株式を買えば、株価が上がるか、ということを、
数ある上場企業を実際に見、
その技術やサービスの良さからだけでなく、
「トップが社員を大事にし、社会に貢献することで利益をちゃんと出せている会社かどうか」
「長く愛され、長期的に成長し、信頼出来る会社かどうか」
ということを判断し、長期的な成長性が期待される会社だけに、投資しています。
実際tmoもこの投資信託、保有してますが、すごい、伸びてて、、儲けます。笑
どの企業に投資すれば、成長するかの藤野さんの判別基準と、
どの企業が、社会的にも、実際働く社員としてもホワイト企業なのかの判別基準、
通ずると思うんです。そういう企業に、就職したいですよね。
そんな著者の、
「長期的に成長する会社を判別する目」
というのが紹介されているのが、「投資家が「お金」よりも大切にしていること 」
なんです!
内容をサクッと知りたい方はコチラのブログに要点が書いてあります
②エントリーシート作成・面接に役に立つ!
エントリーシート作成、面接時、大事なのはこれにつきます、
伝え方。
ふつうのコトも、伝え方を変えれば、50%増し。素敵に聞こえるし、
素晴らしいコトであっても、伝え方が間違っていたら、残念にしか聞こえないのです。
そこで、読んでほしいのが、ベストセラーにもなった、こちら。
伝え方が9割 [ 佐々木圭一 ]
一時間もあればサラサラっと読めて、すぐ実践できるテクニックばかり。
立ち読みでも読めちゃうから、内容は敢えて省きますが、就活生は必見です。
③ディベート・グループワーク対策に役に立つ!
書類選考が通って、いざ、面接、となって。
最近、多くの企業でとりいれられているのが、
ディベート・グループワークなど、
学生のコミュニケーション能力・チームワークを評価される
グループ面接。
その対策本として、読んでほしいのがコチラ。
武器としての交渉思考 (星海社新書) [ 瀧本哲史 ]
ディベートは、賛成か、反対か、どっちかに正解を決めたり、どっちが正しいか決着をつけるものではなく、
今出せる最適解はなんなのか、を導くツールだ、
ということが書かれた本なのですが、、
グループ面接で、やたら発言して、目立つ学生さん、
一見発言が多くて高評価されるポイントが多そうなのですが、
実は、和を乱す、と評価されがち。
tmoはこの一冊を読みきるまでは、
「正しいが、絶対なんだ」って思って、
正解を出すのは自分だ!とグループの「和」よりも自分の意見と自分の評価、という感じでいましたが、
賛成派と反対派に分かれても、
参加者みんなが一つのチームとして一つの結論を導き出す、
ということが大事で、それができる人を求める会社は実際多いです。
これは社会人になってからの、
答えの見つからないことを話し合う打ち合わせや、ミーティングの進行にも同じことが言えるので、就活生のうちに読んでおきましょう!
漫画ならこれがオススメ!!
どうしても活字が読めない・・という方には、
ドラゴン桜でお馴染み三田紀房さんの、コチラがオススメ。
インベスターZ(12)インベスターZ(12)[ 三田紀房 ]
クソ生意気な中学生が投資部に入って、
投資を部活動として行うのですが、
社会とは、経済活動とは、そして就活とは、
がスラスラ分かる作品になっています。2018年夏、ドラマ化もされています!!
同じ著者の作品で、転職を題材にしたコチラも、オススメ。
エンゼルバンク ドラゴン桜外伝4巻[ 三田紀房 ]
「こういう企業に就職したい」という依頼人の要望に合わせて
企業に人材を紹介する仕事をする主人公が描かれている作品なのですが、
依頼主=転職希望者 の極端な要望、、例えば、
「自分がもっと輝ける職場があるはず」とか
「資格をこんなにたくさん持ってるから私にしか出来ない仕事をやりたい」とか。
こんな依頼を見てると、自分の就職活動を客観的に、冷めた目で見ることが出来ると思います。笑
最後に
いきなり、始まる、就職活動。
訳わからないままに始まって、決まればいいやと手当たり次第に受けて自分の「行きたい」会社を選ぶ。。
そうならないように、会社を選ぶ「目」と「生き方」を提示してくれるような本を選抜してみました。
就活で、後悔しないよう、はやめはやめの準備が肝心です。
以上、ぜひ参考にしてみてくださいね!!
コメントを残す