鍼灸×ヨガ。
鍼灸師による治療と、患者さん自身によるセルフケアを考えている私には
気になるテーマです。
鍼灸師によるヨガ指導のための解剖学講座があり、参加したところ、
伝え方って大事だなっ知識を使いこなすってこういうことなんだ、
とすごく楽しくて。
充実した時間になったので、レポートを書きます!
内田かつのりさんについて
内田かつのりさんは、鍼灸師であり、ヨガインストラクターです。
内田鍼灸院で灸頭針やトリガーポイント療法による鍼灸師としての治療を行いながら、
ヨガ初心者、ヨガインストラクタ-向けにワークショップを多数開催しています。
また、鍼灸雑誌「医道の日本」2019年9月号にて、ヨガ×鍼灸が取り上げられ、
内田かつのりさん含む3名の座談会式インタビューが掲載されていました。
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ヨガジェネでもおなじみの鍼灸師兼ヨガインストラクターの内田かつのり先生、三浦敏郎先生、石垣英俊先生による座談会!インタビュー掲載誌を発行している株式会社医道の日本社のご好意で、LINEお友達プレゼントもご用意いたしました☆https://t.co/wJy716HNkC— ヨガ情報サイト『ヨガジェネレーション』 (@yogageneration) October 13, 2019
医道の日本(2019.9(Vol.78 N) 東洋医学・鍼灸マッサージの専門誌 鍼灸∞ヨガー東洋医学とヨガの親和性を生かすー
ヨガインストラクターとしても、鍼灸師としても注目され、活躍されている先生です。
そんな内田かつのり先生の、
『実践ヨガ解剖学講座 基礎編』に行ってきました!
ヨガ解剖学講座に行ってきた
ヨガ実践解剖学講座という名の通り、
骨とはなにか、筋肉とはなにか、という解剖学的な知識を、
ヨガで使えるように実践できる知識にしよう!というセミナーでした。
解剖学・・って聞くとなんだか難しそうですよね。
参加前にあった指示がガチで。
テキストは、持参もしくは貸出。
マジで解剖学やん。って思いました。
そして、マスキングテープを持ってくる。
なにをやるんだ・・
って感じでした。笑
私は鍼灸専門学校で解剖学の骨のテスト前だったので、
知識を深めるにはちょうどいいかな、って気持ちで受けられましたが、
ヨガインストラクターの方は多分そういう知識は必須ではないはずです。テストもなさそう・・?
受講しに来る人はきっと意識高いのでは・・・と思いました。
以下、参加してみた感想です。
内田かつのり先生がアツすぎた!!
まずは、この講座は、解剖用語を全く知らない人向けでした。
内田先生から言われたのは、
この講座では、専門用語を知っていても使わない、暗記もしない
ということ。
鍼灸師になるべく勉強していた内田先生は、
「昔の人が決めたから」という経験医学な鍼灸の勉強に?だったそうです。
そして、ヨガインストラクターになる際も、上手く行かないポーズがあると、
「それはまだチャクラが通ってないからだよ」
なんて言われ、?っだったそうです。
昔の人は神だとか、センスがないとか、で終わらせずに、
根拠に基づいて、正しく用語を使って指導すれば、その?はなくなるはず!
そして、ヨガポーズの指示が、全ての人に正しく伝わる!
ということで、専門用語を使いこなせるように、その使い方を教えるよ!ということでした。
そして、内田先生がどうしてこの講座を始めたか。
西洋医学では治らなかった病気が、鍼灸で治ったり。
鍼灸ではカバーできない病気が、ヨガの実践で治ったり。
ヨガと西洋医学と、鍼灸などの代替医療の境目が、
段々となくなって、それらの組み合わせが今後大事になってくる・・・という思いから、
ヨガをやってる人はヨガだけでなく、知識をつけてほしい。
知識のある人には、ヨガも良いんだよ、と知ってほしい、という橋渡しをしたい。ということでした。
実際の講義では、内田先生が問いを投げかけ、
二人一組で考え、それぞれの回答を聞き、
内田先生のツッコミを聞きながら、
修正したり追加したりして、正解に近づいていく・・・といった繰り返しで、
めちゃ考えました。
内田先生、とにかくアツかった。
覚えるではなく、使いこなすための知識
講座に参加して、ちょっと骨を学んではいたものの、
関節とはなにか?その動きのパターンとは?
というのが、自分は正しく分かりやすく伝えられないことに気付かされました。
自分が専門学校でやってたのは、暗記でした。
内田先生の講義では、
関節って何?を知らなかった参加者で、骨の模型を触りながら、考えて、
そして、関節とは何か、関節の動き方とは何かを学びます。
理解して、内田先生の問いに答えられるようになってきた時。
難しそうな解剖学を、分かる・使いこなすってこういうことなんだな、って思いました。
また、講座では、筋肉についても学びました。
骨の講義で関節の動きってどういうことか?が分かったら、
例えば、「速く走れるようになりたい」
というオーダーに、ヨガインストラクターとして応えるとしたら、
どういう動きを強化すべきか、どういう筋肉を強化すべきか、ということを提案できるようになる!!ということでした。
鍼灸でも、どの筋肉にアプローチするか?はとても重要なポイントだし、
セルフケア指導などにも応用できます。
今後生かしていきたいことをたくさん学べたな!とすごく楽しかったです。
マステが、筋肉に矢印をつけて動きを知るのに大活躍だったのも面白かった!
鍼灸×ヨガの可能性
ヨガも鍼灸も、ストレスフルな時代で、
自律神経を整えることに長けた手段。
心と身体を癒やして治してくれます。
ヨガの場合、そこに、筋トレ要素が加わるので、セルフケアに筋トレは欠かせないかな、、と思う私は、かなり注目しています。
トレーナー目指すか、雇うか、したいなあ、とメラメラしてきました!!
ともさん、はじめまして。ヨガ講師から鍼灸あまし師を志す者です。
ヨガを続けていた生徒さんが「××が痛いので」と来なくなってしまうのが嫌で、それを「じゃあ私が治してあげるよ」と言えないのがもっと嫌だったので内田先生のヨガ解剖学などを経て、更に身体を学ぼうと専門学校入学を決めました。現在こんな状況でまだ授業が始まらず、でも何か始めておきたい…とこちらのブログにたどり着きました。いろいろ勉強させていただきにまたお邪魔します。
コトブキエミコさま
ヨガ講師から、鍼灸あましの専門学校入学とは!
勉強熱心な方にブログを見ていただけてとても嬉しいです。
ブログにも書きましたが、内田かつのり先生のヨガ解剖学で、知識を活かすとは。ということを学んだ私です。
コトブキさんにコメントをいただいて、受け身過ぎず、使いこなすために学ばないとなあ、という気持ちを思い出しました。
仕方ないとはいえ、コロナで学校が始まらなくてやきもきですよね。私も同じです。
これからも学んだことをブログに挙げていきますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです!!!