2020年は11月21日から寒ブリ宣言が出ました!
「ひみ寒ぶり」といえば、
脂がのって、おいし~~い富山湾の絶対王者。
ブランド鰤として全国的にも有名です。
例年の寒ブリ宣言時期はいつなのでしょうか?
そしてそもそもこの寒ブリ宣言とはなにを意味するのでしょうか?まとめました!
寒ブリ宣言の時期は?
2011年から始まった寒ぶり宣言の発令時期をまとめると、
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- 2011年11/26~2012年2/19
(累計本数は85,091本) - 2012年11/20~2013年2/23
(累計本数は132,370本) - 2013年11/13~2014年2/7
(累計本数は62,086本) - 2014年12/25~2015年2/10
(累計本数は32,395本) - 2015年冬は不漁により、
2016年2/4見合わせ宣言 - 2016年11/25~2017年1/31
(累計本数は27,125本) - 2017年12/2~2018年2/3
(累計本数は8,058本) - 2018年12/1~2019年1/19
(累計本数は14,125本) - 2019年11/20〜2020年2/1
(累計本数は17,646本) - 2020年11/21~
- 2011年11/26~2012年2/19
大体、11月下旬から、2月までが、ひみ寒ぶりシーズン、ということですね。
見合わせの年も2015年にあったのは記憶に新しいですが、そんな年でも
別に鰤がなかった訳ではありませんでした。毎年食べています。笑
そもそもこの寒ブリ宣言って何なのでしょうか??
寒ブリ宣言って何?
ちゃんと調べてみたところ、寒ブリ宣言とは。
『ひみ寒ぶり』(商標登録)、水揚げ始動。
・・・という宣言のことみたいです。
どういうことかというと、
「ひみ寒ぶり」という名前のブランド鰤が出始めたよ!ということなのです。
この「ひみ寒ぶり」とは、
・富山湾の定置網で獲れ、
・氷見漁港で競られ、
・6kg以上で形、質の良い(※2016年のみ7kgを超えるもの)
以上の3つの条件をすべて満たした寒ブリのこと。
寒ブリは脂が乗った大きな鰤、というイメージがありますが、
6kg以上とはすごいですよね。
ブランド米「富富富」やブランド牛「氷見牛」とかなら品種の違いで差別化できますが、、
大海原に生きる天然鰤をブランド化し差別化しようとすると、
「大きさ」と「どこで捕れたか」が条件になるんですね。
条件をクリアして無事「ブランド鰤や!!」と認定されると
『ひみ寒ぶり』として販売証明書がついて、
市場に出回る際は、条件をクリアした大きな由緒正しきブリさんだけが
「ひみ寒ぶり」と呼べるようです。
「寒ブリ」表記とかは美味しいけどブランドではないんですね~
そのブランド認定された「ひみ寒ぶり」を、安定して出荷できる見通しが立ったよ!!
というのが、「ひみ寒ブリ宣言」ということなのです!!
白エビ解禁!とか、ホタルイカ解禁!
と同じような、シーズンの到来を知らせるものかと思っていましたが、
要はブランド鰤が市場に出回せるくらい漁獲できるようになったよ、全国に届けられるよ!というアピールがひみ寒ブリ宣言。
デカくない寒ブリなら旬が訪れる11月下旬ごろにはもう水揚げされ始めているかもしれません!
しかも、2017年からブランド認定ブリが6kg→7kg
ってことは、それまで「ひみ寒ぶり」として認定受けてた6kg台の美味しいブリが普通に出回る
ということじゃないか・・
(※2018年は認定基準が引き下げられて6kg以上になりました)
宣言後の氷見のブリはどれ食べても美味しいはず☆
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