ムンプスとヘルペス(単純・水痘帯状)ウイルスの違い！紛らわしい用語を簡単に解説！

2021/11/17 2021/12/15

鍼灸学生のともつぼです。

カタカナで似た機能で紛らわしい用語、覚えにくいですよね。

今回はムンプスウイルスとヘルペスウイルスの違いの覚え方をカラフルにまとめて解説します！

ムンプスとヘルペス

ムンプスウイルスとヘルペスウイルス。

名前が似ていて、ゴチャゴチャします。

ムンプスウイルスとは。

流行性耳下腺炎の原因ウイルスで、耳下腺が腫れ上がるので、

俗におたふく風邪と呼ばれます。

かかっても発熱して耳下腺が腫れるだけで、

軽症の場合が多いのですが、

髄膜炎や膵炎、精巣炎などの合併症を引き起こすことも多いので、

ワクチンによる予防が重要な疾患です。

ヘルペスウイルスとは。

ややこしいですが、ヘルペスウイルスには色々な種類があり、

単純ヘルペスと水痘・帯状疱疹ヘルペス

の主に2種類のヘルペスが病気として出会います。

いずれも一度感染すると一生涯その宿主に潜んで、

抵抗力が低下した時に再発するという特徴があります。

違いをまとめると以下の表の通り。

	単純ヘルペス	水痘・帯状疱疹ヘルペス
英語名	Herpes simplex virus	Varicella(水痘) Zoster(帯状疱疹) virus
疾患	1型口唇ヘルペス 2型性器ヘルペス	水痘・帯状疱疹
顔面神経麻痺	顔面神経麻痺の8割を占める、ベル麻痺の原因と言われる。	顔面神経麻痺の残り2割を占める、ラムゼイハント症候群の原因。外耳道に疱疹が伴う。