2020年5月現在、鍼灸学生2年生のtmotsuboです。
コロナで学校が始まらない・もう少しで始まるのかな~という私なのですが、
ブログやSNSを見てくれた不安な新1年生から相談・質問があります。
その中でも多いのが、
「オススメの参考書はありませんか?」
というもの。
1年経ってみて、2年生の私が、
1年生向けに、これは使える!
というものをまとめてみますので、ぜひ参考にしてみてください!
参考書
私の買った参考書を紹介していきます。
ちなみに、私は文字だらけの本はあんまり好きじゃないです。参考書と言ったら図があってカラフルじゃないとダメ!と思っています。
経絡経穴概論→ツボ単
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経穴を覚えるときに大変だったのが、
漢字が難しいし、位置と名前が覚えられない!!ということでした。
そこで役に立ったのが、このツボ単。
ツボ一つ一つの名前の由来を、漢字の意味を解説しつつ書いていて、
位置や順番が覚えやすくなる1冊です。
ちなみに、私は1年生のときに、
経絡経穴概論で経脈の流中、骨度法、361穴+奇穴、
解剖経穴学で経穴に関連する動脈拍動部、神経の走行、筋肉名などを学びました。
経絡経穴概論ではツボ単はかなり役立ったのですが、
解剖経穴学では、ツボ単の情報と教科書の情報が異なってる部分がちょこちょこあって、
先生曰く、ツボ単の情報はところどころ間違っているそうなので、
そろそろメルカリだしちゃおうかな~・・2&3年生で使うかなあ~~なんて思ってしまっている私です。
東洋医学概論→教科書・授業プリントのみ
独特の概念でとにかくわかりづらい、東洋医学概論。
わたしは教科書をひたすら熟読しつつ、
授業で配られる先生のオリジナルプリントで学びました。
東洋医学概論では、とにかく、イメージが大事。
肝のタイプの人は怒りっぽいなら、身近な人でいうとあの人のイメージかな~とか、
中国の東西南北の配置と五色の色のイメージは通じてるな~とか。
そういったイメージが大事で、それらをわかりやすくまとめた参考書やサイトはググって画像検索したら、たくさんでてきます。
ただ、私は、心気虚とか、肝脾不和とか、
教科書に載っている難しい用語がわかりやすくまとまってるものが欲しくて、
たくさん立ち読みしましたが、私にはこれだ!という一冊には出会えませんでした。。
なので、自分のブログでこんな解説あったらいいなというのをまとめました。笑
オススメ参考書あったら追記します!
解剖学→書いて覚える
解剖学は、体の構造がどうなっていて、どういう名前が付けられているか、ということを学びます。
つまり、骨模型とか、図とか、形をイメージできるものがあると勉強の助けになるわけですね。
1年生では、骨、筋肉、脳神経、血管を学びましたが、
私はひったすら図を書いて、色を塗ったり、構造の名称を書き込んだりしました。
教科書の文章で読むと訳わからないことでも、
絵と一緒に見ていくと、大したことを言っていない・・っていうの結構あります。
その時に活用したのがこちら。
直接塗らずにノートに写して書き込んで入れていました。
骨は
描いて
塗って
アトラスで3D確認して、覚える🦴#解剖学#鍼灸学生 pic.twitter.com/Su77win3Ji— とも@鍼灸あまし学生ブロガー (@tmotsubo) August 3, 2019
ただ、解剖は、全部書こうとすると、かなり時間がかかります。
その分、国試前に焦るよりは、他の教科よりも優先させてコツコツ勉強を進めたい科目ですね。
ウェブサイト
オススメのウェブサイトをまとめます。
はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の国家試験にチャレンジできるサイトです。
科目別、単元別にまとまっているので、テスト範囲をテスト前に解いたりして力試ししています!
可愛い絵で中高生向けの勉強を解説してると思いきや、解剖・生理の解説もあり、分かりやすいサイトです。
薬の名前は無意味につけられてるわけじゃない!!
なんでその名前がついたのか名前がついたわけを知れば覚える♪国試プチ講座9話「血糖降下薬暗記」byWEB玉塾 https://t.co/ckSPA89YGF @YouTubeさんから
— タマえもん (@webtamajuku) February 9, 2020
授業の説明がよく分からなかったときに、たま塾ではどんな解説をしているかなあ~と覗きにきています。
勉強時間が足りなくて、語呂合わせでどうしても詰め込みたいときに頼るサイトです。
細菌とウイルスの大きさの違い pic.twitter.com/yjgcgsNquh
— ゴロ−@解剖生理イラスト (@rockybabyto) April 15, 2020
独特のイラストとゴロが強烈に頭に残っています。解剖と生理以外にも鍼灸師向けの科目もあるので、使っています。
ヨガのポーズと一緒に筋肉の動きを解説してくれてイメージしやすく、ゆるかわなサイトです。
ヒラメ筋です。
足首の伸ばす作用があります。
形がヒラメに似てるからヒラメ筋です。
名前が面白い!
サイト:https://t.co/jXQYMbka9B pic.twitter.com/AlIYOIP4Pj
— 世界一ゆる~い解剖学 イラスト&リアル解剖学教室 (@anatomylabo) May 20, 2020
SNSをフォローすると、忘れたころに忘れた筋肉が出てきたりしてほっこり覚えています。
ちなみにこれらのサイトは、グーグルの画像検索で自分好みの分かりやすそうな画像を探し当てたり、
フォロワー数の多いSNS勉強用アカウントなどを探し当てたりしてヒットしました。
ツボ名や解剖学構造名などをググって画像検索するとイメージに残りやすかったり、頻繁に使われる単語なのかどうかが投稿数などで分かるので、普段から色々ググってアンテナ張っておくと役に立ちます!
アプリ
アナトミーアトラス
解剖学で必ずお供にしたいのが、アナトミーアトラスアプリ。
アトラスのアプリとスマホ動画キャプチャ機能?があったら勉強が捗るなすごいなオイ pic.twitter.com/VJVQWlbT8r
— とも@鍼灸あまし学生ブロガー (@tmotsubo) August 10, 2019
教科書では2Dで、一方向からしか描かれていないですが、このアプリがあれば、
構造を拡大したり、透過させたり、360度どこからでも見ることができるし、
この筋肉の近くに通ってる血管と神経なんだっけ?と思っても見れたりできます。めちゃくちゃ使います。
通常3000円くらいするアプリなのですが、唐突に100円くらいになるセールが行われるので、その時期に買いたいところですね・・
単語帳アプリに苦手な問題を!
国家試験は4択問題です。
私は授業でもらうプリントやテストの過去問を解いたら、
自分の間違えた問題を中心に単語帳アプリに入れました。
文字起こしアプリと単語帳アプリの組み合わせは強い pic.twitter.com/TjpV5Pcelr
— とも@鍼灸あまし学生ブロガー (@tmotsubo) September 3, 2019
国家試験までに忘れたくない自分だけの単語帳を1年生のうちからコツコツ作るイメージです。
もちろん紙ベースで作るのもいいですが、文字起こしアプリがあると量があっても作成が速いんです!笑
3年生になってから欲しくなって作り始めると絶対大変なので、最初のテストから作り始めるといいですね。
参考書コレクターになるな!
色々とご紹介していきましたが、最後に一言。
参考書ばかり集めて、コレクターにならないでください!!
【教科書を読め!浮気するな!】
最新38限では「ボロボロの教科書」が登場しましたが、前作ドラゴン桜でも「参考書はあくまで参考書、メインになるのは教科書だ!」と柳先生が教えてくれています。浮気せず、教科書一筋でやっていくことで、東大にだって合格できるのです。#ドラゴン桜2 pic.twitter.com/gFGcc0J9hK
— ドラゴン桜2(公式)最新10巻6/23に発売🎉 (@mita_norifusa) November 20, 2018
東大合格への道を描いたドラゴン桜から引用しますが、
教科ごとに自分の使い慣れた1冊もしくはノートがあれば、国家試験はそれでいけると思います。
そして、臨床の現場に行って、学び戻したいときにも、すっと戻れるのではないでしょうか。
テストのとき、どうしても思い出せないものがあったとします。
それを思い出そうとするとき、自分のノートのあそこにこういう感じで書いたんだよなあ~という風に、
慣れ親しんだノートや教科書のページが思い出されることってありませんか?
この時、思い出しやすいノートとは。
まとまった1冊のノートとたくさんの参考書、探したいものがすっと見つかるのは、もちろん整理されてまとまったノートですよね。
そして、強調されていたり、図と一緒だと思い出しやすくなります。
これは右脳がイメージを覚えていて、左脳は文字を覚えているので、右脳と左脳の連係プレーで記憶するからですね。
探しやすいように、何か1冊を厳選して整理して、できるならば、自分だけのノートをまとめましょう!
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