覚え方とゴロ!免疫グロブリンの種類(IgG、IgM、IgA、IgE、IgD)と特徴!

鍼灸学生のともつぼです。

免疫グロブリンの種類、IgG、IgM、IgA、IgE、IgDとあって、覚えにくいですよね。

覚え方をにまとめて解説します!

免疫グロブリンの種類

一覧がこちら。

このうち、IgDはほとんど問われることがないので、

その他の免疫グロブリンについて覚え方を紹介して行きます!

ちなみに、ビタミンみたいな、発見された順にアルファベットを付けたのかな・・と名前の由来について調べたのですが、

そうではなく、分子量の大きさをα、β、γとしたときのγ=Gという名残だったり、

他に比べてマクロサイズのMだったり、紅斑・ErythemaからとったEだったり、アルファベット順ではないみたいです。。

IgG→胎盤通過GOGO!

IgGは、最も多い免疫グロブリンで、

細菌やウイルスが体内に入り、抗原提示されると、

形質細胞から産生され、身体を守る免疫抗体です。

はたらく細胞で言えばB細胞(帽子のキャラ)が抗体をぶっぱなしていますが、厳密に教科書的にはB細胞が分化した形質細胞が産生します。

胎盤を通過し、生後半年間はお母さんからもらったIgGによって赤ちゃんは体を守ります。

覚え方は、胎盤GOGO!免疫GOGO!です。

IgA→粘膜と分泌A

IgAは、粘膜や母乳などの分泌液中にある免疫グロブリンです。

A」が免疫グロブリンに使われているアルファベットのなかでは分泌しそうな形(乳頭ぽい?)に見えるので、、

そういうイメージで覚えています!

IgMMまずは

ミクロな世界のなかでクロでガビックな免疫グロブリンがIgMです。

デカさ故、Yの形をした免疫グロブリンが5個分で一つのIgMなのだとか。

 

この投稿をInstagramで見る

 

NAC | NACIENTIFICO(@nacientifico)がシェアした投稿

Yの手二つで抗原を捕まえるので、その捕まえる手が他の免疫グロブリンに対して5倍あり、

抗原をまず初めに捕まえるのにこのIgMが活躍するようです。

生まれてからまず初めに作る抗体もこのIgMです。

覚え方は、ずはのMです!

IgE→アレルギEEEE

最後に、ぜんそくや花粉症などのⅠ型アレルギーに関わるIgEです。

免疫グロブリンの中では最も少ないですが、過剰な免疫反応が起きると辛いアレルギーが引き起こされるので、存在感はあります。

覚え方は、Ⅰ型アレルギEEEでⅠgE!と覚えています。

形質細胞から産生されるようですが、教科書とかにはあんまり載ってなかったので、前述の表では空欄にしてあります。

 

以上、必要最低限のことを覚えるゴロですが、免疫グロブリンについての問題が出たら、

この語呂合わせで必ず解けるようにしておくといいですね!

国家試験問題にチャレンジ

(あ第29回-35)[病理学]

Correct! Wrong!

I型アレルギーは花粉症など過剰に反応してしまうアレルギーで、IgEが関わります。

(はき第29回-32)[生理学]

Correct! Wrong!

IgAは粘膜表面に分泌される免疫グロブリンなので、正解です。

(はき第24回-42)[病理学]

Correct! Wrong!

胎盤を通過するのは、IgGですね。

(はき第22回-51)[病理学]

Correct! Wrong!

まずは、でIgMが答えですね!

スポンサードリンク

2 Comments

tmotsubo

尚秀貴さま
コメントありがとうございます!!分かりやすくて良かったです!!!

返信する

尚秀貴 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。