解剖学。
理解するのにめちゃくちゃ苦戦させられた、鍼灸学生tmotsuboです。
教科書の文章だけ、一方向からの二次元の図だけでは分かりづらいですよね。
今回はリンパについてカラフルにまとめ、
鍼灸・あん摩マッサージ指圧師の国家試験に出題された問題で力試ししてみてください。
鍼灸学生以外にも解剖学すべてを学ぶ学生さんのお役に立てれば幸いです!
リンパの流れ
リンパの流れは、
組織に近い毛細リンパ管から、リンパ管が太くなり、静脈に入って血液に帰り、心臓へと行きます。
毛細リンパ管→リンパ管→リンパ本幹→静脈
身体にあるリンパ節とリンパ管の流れは、
骨盤と下肢のリンパ節→鼠経リンパ節→腰リンパ本幹
腸管→腸リンパ本幹
腰リンパ本幹と腸リンパ本幹→乳び叢→胸管
左頸リンパ本幹・左鎖骨下リンパ本幹→胸管
胸管→左静脈角
右上半身
右頸リンパ本幹・右鎖骨下リンパ本幹→右リンパ本幹→右静脈角
構造・臓器
リンパ節
リンパ管の途中にある、ろ過装置が、リンパ節です。
多数の輸入リンパ管と、1本の輸出リンパ管が特徴ですね。
胚中心という部分でBリンパ球を増生します。
胸腺でつくられるTリンパ球も存在し、細網組織に引っかかった細菌や異物をひっかけて異物を駆除します。
脾臓
胃の後方にあり、横隔膜に接する脾臓。
脾臓の赤い部分は赤血球で満たされ赤脾髄といい、
白い斑点状の組織は白脾髄といい、リンパ球が集まるリンパ小節から出来て、Bリンパ球の造成を行います。
血液の流れは、
脾動脈→脾門→脾柱動脈→白脾髄を貫通する中心動脈→赤脾髄→筆毛動脈から莢動脈をへて脾洞に注ぎます。
脾洞は洞様毛細血管で、血球がでないはずの毛細血管と違い、血球が出ます。
そして、マクロファージによって、食作用によって古くなった赤血球を壊します。
赤血球の処分によってできたヘモグロビンは分解されビリルビンになり、
脾動脈、門脈を経て肝臓に送られ、胆汁色素として胆汁に排出されます。
胸腺
乳幼児でよく発達、老人では大部分が脂肪組織
Tリンパ球
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