内定者の課題本にも!20代人事が選ぶ、新社会人にオススメ入社前に読みたい本【2020卒向け】

内定者が入社までにする準備として、

ビジネス本を読ませる

という企業は多いですが・・

社会人経験がなくビジネス感覚もない内定者にとって、

読んでも内容がわからない!イメージがつかなくて難しい!

という声も多いでしょう。

20代というペーペーですが、人事をやっているtmo。

スッと頭に入りやすく、入社前の準備をしたい内定者や課題本の選定に悩んでいる企業担当者に

最適な本をお伝えします!!

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20代人事が選ぶ、新社会人にオススメ入社前に読みたい本3選

入社1年目の教科書


入社1年目の教科書 [ 岩瀬大輔 ]

タイトル通り、入社1年目のための教科書、というコチラ。

「教科書」とあると、

「名刺はこう渡す」「上司の命令は絶対」「お客様は神様」

なんていう昭和感覚のマナーやルールが羅列されていそうですが、、そんな事はありません。

ビジネスパーソンとしての第一歩を踏み出すための心構えが書かれてあり、

  • 頼まれたことは、必ずやりきる
  • 50点で構わないから早く出せ
  • つまらない仕事はない

という仕事の3つの原則とさらに具体的な50のルールが紹介されています。

20代人事のtmoも、実際に自分が入社を控えている時期に、読んでみた一冊であり、

当時感じたのは、

「学生は試験や課題の結果は自分の成績として残るだけの自己責任で終わるけど、

社会人は自分の成果が会社の業績や他人に影響が出る・・

自己完結ではなくチームプレーなんだ!」

ということ。

困っていても上司に相談しない、怒られたくないなんていうゆとりなtmoですが、、、

喝が入り、社会人としての基本の姿勢が学べました。

2011年の発売ながら、新入社の時期になると売れる定番書となっているようで、

2020年現在もなお一括注文する企業、新入社員の教育本として利用している企業が多いという1冊です!!

100円のコーラを1000円で売る方法


100円のコーラを1000円で売る方法 マーケティングがわかる10の物語 [ 永井孝尚 ]

マーケティング初心者でも、ストーリー形式でわかりやすい!というコチラ。

登場人物がマーケティング課題に直面し、どう悩み考え突破するのか、そのプロセスが描かれており、

要所要所で突破に必要なマーケティング知識を、上司が教える・・なんていう本になっています。

造れば造るだけ売れた、「モノを売る時代」はとうに過ぎて、

「消費者が求めるサービス」を売る時代になっている現代。

内定の出た会社はなにをサービスとして売っているのか?消費者に本当に必要にされているのか?

社会人になる前に、読んでおくべき1冊です!

 

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究極のドラッカー


究極のドラッカー (角川oneテーマ21) [ 國貞克則 ]

もしドラで一気に有名になったドラッカー。

原著は女子高生が読み解けるほど容易ではないのですが、

この國貞克則さんが書いた、究極のドラッカーはとても読みやすく、

学生から社会人になり、会社などの組織に属することになった時に必要な考え方、哲学または心構えが知れる一冊です。

 

ドラッカーの考える組織とそこで働く個人とは、

社会に貢献し続けることこそが、仕事をすることの意味ということ。

そして、組織は、ひとりひとりの持ち味を活かして社会に貢献させ、

そのことを通して従業員が自己実現を果たし、自分の存在意義を感じさせるためにあるということ。

 

早く社会人になって社会に貢献したい!!という気持ちにさせられる1冊です。

 

超一流の雑談力

経団連のアンケート調査で、

企業が採用選考にあたって特に重視した点はなにか

という質問。

実は15年連続で第1位となっているのが、

「コミュニケーション能力」なんです!!参考:経団連

そこで、コミュニケーション能力を身につけるためにオススメなのがコチラ。

超一流の雑談力 [ 安田正 ]

あたりさわりのない無意味な雑談ではなく、

「意味のある雑談をすれば、仕事や人間関係が変わる」

というメッセージを込めて書かれたコチラ。

三流は、雑談で相手を不快にする
二流は、何も生み出さない雑談をする
一流は、雑談で信頼を築く

という記述があるのですが、

企業が採用選考にあたって特に重視した点が15年連続で「コミュニケーション能力」が第1位というのは、

「コミュニケーション能力は、信頼関係を築くために必要になるものだから企業は重視している」

とも考えられますね。

コミュニケーション能力がある人は、ビジネスにおいて重要な信頼関係を築くのも得意、と考えているのでしょう。

一朝一夕で身につくことが難しいコミュニケーション能力ですが、

この本にはコミュニケーションのための基本がまとめてあり、サクッと読め、コミュニケーション能力を高めるのに役立ってくれます!

 

私自身、社会人になってから、年の離れた部長や課長などと二人で出かける、なんて機会があったり、

誰も手が空いていないときに、営業マンが来て、話を聞いてきて!と1対1で話を聞く羽目にあったことがあります。

部長と移動中の車やお昼を一緒に食べる時に黙り込んでたらそのあとの仕事も気まずくなっちゃうし、ちょっとしたお喋りができるのはかなり重要です。

また、営業マン相手にこちらの意図が伝えられなかったり、上手に断れなくてもよくないですよね。

 

また、余談ですが、

採用担当として、内定者の配属先をどうするか、を決める会議にも参加する機会のある20代人事のtmo。

  • 会社で即戦力として使える「知識を持っている内定者」
  • グループディスカッションで「まとめ役として目立っていた内定者」

個性が際立ち、それぞれいいところもあるし、目を引くからこそ内定を勝ち取った内定者たちがいるなか、

いざ配属先を、、となると、実は、

「懇親会などの色んな社員と話す機会で、コミュニケーション能力が高い内定者」

自部署に入れたい、と人気な傾向があるのです。私見ですが。

 

入社前に内定者の集まる機会があれば、

採用試験の面接の時間はきちんとコミュニケーションがとれていたのに・・

同世代とは仲良く話せてるのに、他の世代と話すと引っ込むんだなあ・・

などと、その内定者の「のコミュニケーション能力」を見定めてられているかもしれないです。。

まとめ

入社前に読んでおくべき本、課題本としても利用できる本をご紹介いたしました!

どれも読みやすくまとめられているので、ぜひ参考にしてみてください!

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